ちびちび買い進めている、GXロジリートETFですが、なかなか株価が上がらず下落傾向が続きます。さらに減配を発表したため、乗換えを検討しています。何かよさそうなREIT ETFを探していたところ、先日ご紹介したシンガポールETF関連でよさそうなETFを見つけました。
今回は、アジアのリートに投資するETF 上場インデックスファンドアジアリートをご紹介いたします。
1495 上場インデックスファンドアジアリートとは
上場インデックスファンドアジアリート(愛称:上場アジアリート)とは東証に上場しているETFで、シンガポール籍外国投資信託 日興AM・ストレイツ・トレーディング・アジア(除く日本)リート シンガポールドル建受益証券に投資を行ないます。個別銘柄の組入比率はリバランス時において最大10%に制限されています。
構成銘柄および組入比率は、毎年3月、6月、9月および12月に見直しを行っています。
要はシンガポール籍の投資信託を買っているETFということになります。
基本情報
決算月 | 毎年1,4,7,10月の各20日 |
配当利回り | 4.62% |
経費率 | 0.71% |
取引単位 | 10口 |
基本情報は上記の通りとなります。3ヶ月の1回の配当で、利回りは4.62%と高利回り。
経費率は、0.71%と高め。これはシンガポール籍の投信を買っているという経緯からでしょう。
組入比率
国別で見るとシンガポールが70%弱。地政学的に見ても台風や地震がほとんどない自然災害リスクの低い国ですから安定感は抜群です。セクターで見たときには、産業施設・オフィスがほとんど。観光大国ですがホテルの割合が少ないのは意外でした。
なお、個別銘柄の組み入れ比率については、銘柄が全くわからないので割愛します(笑)
株価チャート
過去2年の株価チャートは下記の通りです(2020年12月25日現在)
世界各国のREITに言えることですが、コロナショックから半値戻しましたが、コロナ前の水準には戻っていません。逆に言えば、仕込むには高配当の今がチャンスかと思われます。
分配金
決算期 | 1口あたり分配金額 |
2020年10月期 | 119円60銭 |
2020年7月期 | 118円80銭 |
2020年4月期 | 107円10銭 |
2020年1月期 | 116円10銭 |
2019年10月期 | 94円20銭 |
2019年7月期 | 96円50銭 |
2019年4月期 | 98円50銭 |
2019年1月期 | 111円00銭 |
2018年10月期 | 95円40銭 |
2018年7月期 | 91円60銭 |
2018年4月期 | 107円10銭 |
2018年1月期 | 94円60銭 |
2017年10月期 | 99円20銭 |
2017年7月期 | 87円20銭 |
分配金は上記となります。実はコロナ後から分配金を増やしてきております。やはり狙い目か。
教訓
- 海外REIT ETFは出遅れの今が狙い目か
- 経費率は高め
- 高配当銘柄は注意!
不動産投資に比べてリスクの少ないREITは魅力的なのですが、投資対象は見極める必要があります。
あくまでも投資は自己判断でお願いします。