【EC関連】3674 オークファン【SDGs関連】

2021年に入り、新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。緊急事態宣言第二弾が2021年1月9日から発令されるとのことで、大発会となった1月4日の株式相場は乱高下となりました。飲食・鉄道・旅行関連銘柄の株価が軒並み下落する中、私が以前から個人的に注目しているのがEC業界です

今回は四季報2021年新春号を見ていて気になった銘柄3674 オークファンをご紹介いたします。

3674 オークファンとは

会社概要

株式会社オークファン(英称:Aucfan Co.,Ltd.)は、日本のインターネット関連サービス事業を行っている企業である。創業来培った売買データとAI技術により商品の時価を可視化し、企業在庫の価格と販路を最適化する予測モデルを構築しており、中小企業・副業/個人事業主を中心とした小売・流通業向けのトータルEC支援ソリューションを展開している。2013年4月、東証マザーズ上場(証券コード:3674)。

wikipedia

創業者の武永氏は個人事業主としてオークションビジネスを展開していましたが、
株式会社デファクトスタンダードという会社で、現在ブランド買取「ブランディア」というサービスを展開する会社に法人化します。菜々緒さんのCMをご覧になられたかたもいらっしゃるかもしれません。

その後「オークション統計ページ(仮)」をある方から譲りうけたのが「aucfan.com」です。この「aucfan.com」を運営するメディア事業のみを新設分割することで、オークファンが設立されました。

主な事業

主な事業は二つ。

在庫価値ソリューション事業はもともとの事業だったオークションの売買価格を調査するサイト運営のノウハウを活かし、AIと膨大な蓄積データを用いて在庫の価値を可視化・最適化する事業で、「zaicoban(AIによる在庫の現在価値診断)」、「aucfan ProPlus(相場検索、データ分析ツール)」、「ARPAcart(国内Amazonに対応した業務効率化ツール)」「TATEMPO GUIDE(多店舗展開、一元管理ツール)」というサービスがあります。

商品流通プラットフォーム事業は商品の流通を支援する事業で、NETSEA(BtoBの卸売り・仕入れプラットフォーム)」、「リバリュー(企業の滞留在庫・返品・型落ち品などの流動化支援)」、「リバリューBtoBモール(中古品・ワケあり品の卸売り・仕入れプラットフォーム」、「Otameshi(社会貢献型サンプリングサービス)」、「horidashi(掘り出し物がみつかるECサイト)」、「junijuni(東京ガス会員様向け社会貢献型ショッピングサイト)」、「Hapitas Outlet(ハピタス会員様向けポイ活サイト)」、「good sellers(副業支援サービス)」の運営を行っています。
※Otameshiやhoridashiはmakeshopというaspサービスで運営されているみたいです。

otameshiやリバリューは消費者に届けられることなく廃棄される約22兆円の法人在庫に着目し滞留した在庫を再流通させる仕組みを整えていることで、SDGs関連銘柄としても注目されます。

業績

株価チャート

それでは早速、株価と業績を見ていきましょう。

過去1年の株価です。例外なくコロナショックで株価を下げてはいますが、その後は何事も無かったかのように事業が評価されて急成長。コロナショック時からなんと株価が5倍に成長。

過去5年業績

【業績】売上高営業利益税前利益利益1株益(円)1株配(円)
連17.93,65620530221822.30
連18.95,86341042322322.70
連19.96,63667967232732.50
連20.97,87482080842841.80
連21.9予10,9001,3001,25080077.50

過去5年(次期予想含む)の業績です。見事の右肩上がりの業績です。なんと13期連続の増収で今期は最高益。次期も大幅増収増益の会社予想です。

配当

【業績】1株配(円)
連17.90
連18.90
連19.90
連20.90
連21.9予0

配当はありません。今後に期待しましょう。

株主優待

株主優待は自社運営のECサイトの割引券です。

優待内容名相当金額優待獲得株数備考
株主優待割引券5,000円相当300株以上※自社子会社オンラインショップで利用可
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教訓

  • EC関連は今後も注目!
  • 13期連続増収

株価が乱高下する中でもEC関連はやはり強い!余剰在庫に目をつけるというビジネスモデルにも注目です。

あくまでも投資は自己判断でお願いします。

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