【高配当】8591 オリックス は大丈夫か?【優待がほしい】

社名・ロゴの由来│オリックス株式会社

高配当株&株主優待でおなじみ8591 オリックスの銘柄紹介です。こちらの銘柄も多くのブログにて紹介されていることもあって、ホルダーの方も多いと思います。

魅力はなんといっても、高配当とカタログギフトがもらえる株主優待。

ただ、オリックスバッファローズのことは知っていても何をやっている会社かよくわからない。なんとなく金融関係かと思うところがありますが、この機会に調べて記事にしてみました。

8591 オリックスとは

会社概要

野球を見始めたとき、パリーグのチームはダイエー(→ソフトバンクへ)、西武、ロッテ、日ハム、近鉄(オリックスと合併、楽天が新設)、オリックスとありましたがオリックスだけ何をやっている会社かわからなかった記憶が有ります。(古い!!

オリックス・バファローズ

wikipediaから引用すると下記になります。

オリックス株式会社(英: ORIX Corporation)は、大阪府大阪市に本社を置く、日本の大手総合リース企業である。
祖業であるリースをはじめ、不動産、銀行、クレジット、ベンチャーキャピタル、プロ野球球団(オリックス・バファローズ)など多くの事業を手掛けており、グループを通して多角的金融サービス業を提供している。三水会及びみどり会の会員企業であり、三和グループに属している。ブランドスローガンは「ほかにはないアンサーを。」

wikipediaより抜粋

金融をはじめとして手広く事業を行っている企業というところでしょうか。元メジャーリーガーでオリックスに所属していたイチローが出演しているCMですら、「何をやっている会社か」と問いかけているくらいですから、一般的な認知度は低いです。プロ野球チームの運営は知名度の向上といった意味では大きな効果のある施策なのかもしれません。

株価チャート

それでは株価チャートです。

コロナショックの影響もあり、暴落後は1,200円から1,300円を行ったりきたりといったところ。

業績

【業績】売上高営業利益税前利益利益1株益(円)1株配(円)
◎17.32,678,659329,224424,965273,239208.952.25
◎18.32,862,771336,195435,501313,135244.466
◎19.32,434,864329,438395,730323,745252.976
◎20.32,280,329269,681412,561302,700237.476
◎21.3予発表無し発表無し発表無し190,000発表無し76

過去5年の業績です。売上高、営業利益ともに、横ばいから減少傾向が続いており、21年3月期の売上・営業利益見込みは未だに未定となっております。

配当については、厳しい予想を覆し、配当据え置きを発表。

2020年11月2日 中間決算発表

当期利益41%減

最悪期は脱したが一定の影響は残るという前提で当期利益-41%と発表。セグメント別で見ると、航空機リース、不動産、空港コンセッションが1Qよりも回復傾向にあるものの厳しい状況。ただし、今後の回復を見込んでいるとのこと。海外事業はアメリカが-245億円と足を引っ張り、アジア・豪州も-146億円と続きます。その他、保険・環境・銀行クレジット事業はコロナ影響軽微で堅調に推移しています。

配当については据え置き

配当性向 50%もしくは 1 株当たり通期配当金 76 円のいずれか高い方を採用するとのことで、配当が維持される見込みとなりました。とりあえず、減配による大暴落は免れそうです。

自社株買いを発表

これはちょっとしたサプライズ。発行済み株式の4.0%、442億円上限に自社株買いを行うことを発表しました。コロナ禍の厳しい状況の中、配当据え置きも含めて、株主重視の姿勢には頭が下がります。

優待

オリックス株人気の理由はなんと言っても株主優待。3月末のカタログギフトは3年以上保有でグレードアップします。

待内容名優待獲得株数備考
株主カード全株主※株主カードの提示により、プロ野球公式戦優待価格観戦、レンタカー利用料30%割引(一部除外有)、水族館入場料10%割引、ホテル・旅館宿泊割引等自社グループが展開する各種サービスを割引価格で利用可
自社取引先取扱商品等カタログギフト100株以上(3月のみ)
※3年以上継続保有の場合、カタログの内容がグレードアップ

投資 経験談

2020年5月 コロナショック後初の決算発表

いままではコロナショックで痛い目にあってきた銘柄ばかりでしたが、コロナショックにより大幅に下落したオリックス株に目をつけ、決算発表を待って購入。

私

配当性向今期に限って50%、優待もほしい!

ということで、1,350円にて購入。少し高いかなというところです。

2020年7月31日には、業績悪化により、減配があるのでは?との懸念からコロナショック時の最安値(1,100.5円)を迫る値(1,130円)を記録します。ただし8月4日の決算発表にて配当維持が発表される見込みとなり、何とか値を戻しました。

教訓

  • 高配当銘柄は注意!(減配リスクがある場合は、決算前に株価を下げる可能性あり)
  • 株主重視の姿勢を見せている企業は買い!

高配当、魅力的な優待がある企業は強い!さらに、経営陣の株主還元の姿勢には頭が下がります。今後もホールドして応援したい企業です。

あくまでも投資は自己判断でお願いします。

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