先日11本ものインデックスファンドを新規設定するとの発表があったSBIアセットマネジメントからさらに追加で2本設定されることがわかりました。
いづれも日本株式に投資する、SBI・iシェアーズ・TOPIXインデックス・ファンド(サクっとTOPIX)、SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンド(サクっと日経225)
日本株が好調な今、2024年新NISAを見据えて一気に攻勢を掛けてきました。詳細を見ていきます。
SBI・i シェアーズ・シリーズとは
世界最大級の運用会社であるブラックロック社とSBIグループがタッグを組んで提供している米国株ファンドでバンガード社の米国上場ETFに投資する形となります。2023年6月現在、SBI・iシェアーズ・米国バランス(2資産均等型)(愛称:まるっと米国)をはじめとして、設定されたばかりの SBI・i シェアーズ・ゴールドファンド などが提供されています。
SBI・iシェアーズ・TOPIXインデックス・ファンド(サクっとTOPIX) とは
日本株式(旧東証1部上場企業)主要投資対象とし、東証株価指数(TOPIX)(配当込み)の値動きに概ね連動する投資成果を目指して運用を行います。
実際の投資対象としては、ブラックロックジャパンが運用する東証上場 1475:iシェアーズ・コア TOPIX ETFになります。
基本情報
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
管理費用 (含む信託報酬) | 年率0.1133%(税込)程度 ※信託報酬0.0638%+ETF経費率0.0495% |
基本情報は上記の通りです。信託報酬は破格の0.0638%で、ETFの管理費用0.0495%を加算して実質的な管理費用は0.1133%程度となる見込みです。
参考までにTOPIXに連動するインデックスファンドは下記の通りです。
ファンド名 | 管理費用 |
---|---|
SBI・iシェアーズ・TOPIXインデックス・ファンド (サクっとTOPIX) | 0.1133%程度 |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 0.1540% |
<購入・換金手数料なし> ニッセイTOPIXインデックスファンド | 0.1540% |
確定拠出年金向けのファンドを除いて、代表的なTOPIXインデックスファンドは以上となります。
最安値のeMAXIS Slimとニッセイを大きく下回る SBI・iシェアーズ・TOPIXインデックス・ファンド。
隠れコストがどれくらいになるかが注目です。
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンド(サクっと日経225)
日本株式を主要投資対象とし、日経平均株価(日経225)(配当込み)の値動きに概ね連動する投資成果を目指して運用を行います。
実際の投資対象としては、ブラックロックジャパンが運用する東証上場 1329:iシェアーズ・コア 日経225 ETFになります。
基本情報
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
管理費用 (含む信託報酬) | 年率0.1133%(税込)程度 ※信託報酬0.0638%+ETF経費率0.0495% |
基本情報は上記の通りです。信託報酬は破格の0.0638%で、ETFの管理費用0.0495%を加算して実質的な管理費用は0.1133%程度となる見込みです。
参考までにTOPIXに連動するインデックスファンドは下記の通りです。
ファンド名 | 管理費用 |
---|---|
SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンド (サクっと日経225) | 0.1133%程度 |
PayPay投信 日経225インデックス | 0.1430% |
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) | 0.1540% |
<購入・換金手数料なし> ニッセイ日経平均インデックスファンド | 0.1540% |
代表的なTOPIXインデックスファンドは以上となります。
最安値のPayPay投信 日経225インデックス(実質コスト込みなら eMAXIS Slim、ニッセイ)を大きく下回る SBI・iシェアーズ・日経225インデックス・ファンド(サクっと日経225)。
こちらも隠れコストがどれくらいになるかが注目です。
まとめ
2023年時点で非常に好調な日本の株式市場。波に乗るかのように、日本株式が対象の低コストインデックスファンドが登場しました。
2024年新NISAに向けて選択肢が増えるのは喜ばしいことです。今後年末にかけて、各社から低コスト商品が続々と登場するのでしょうか?
※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。