【長期投資】コモンズ30ファンド【好成績投信の中身を拝見】

人気の投信の中身を覗いてみようシリーズです。

「顔の見える投信」の人気が高まっていますが、今回ご紹介するコモンズ30ファンドは、ファンドマネージャーが毎月動画で月次レポートを解説するファンドです。長期投資を基本とし資産をつくりながら、成長を続ける日本のよい企業を長く応援し、豊かな社会をこどもや孫へつなげる、そんな想いが込もった長期投信です。

今回は、コモンズ30ファンドについてご紹介いたします。

コモンズ30ファンドとは

コモンズ30ファンドは独立系投資法人であるコモンズ投信が運用を行うアクティブファンドです。

投資コンセプトは下記の通りです。

  • 投資の目線は30年
  • 投資対象は、原則として30銘柄程度
  • 企業との対話を重視

コモンズ投信にはビジョン2020という似たようなファンドがありますが、コモンズ30ファンドは30年目線の長期投資を行うことを前提に、銘柄選定を行っています。物的資産、人材、金融資産のように重要な「見える資産」だけではなく、競争力・経営力・対話力・企業文化などの「見えない価値」の多面的な評価を通じて企業価値創造を続けることができると判断した「強い」企業のみに投資します。

投資ビジョンは「おおぶね」と似ているような気がします。

つみたてNISA対象ファンドとなっており、長期積立投資を検討されている方にはぴったりな投信です。

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基本情報(為替ヘッジなし)

設定日2009年1月19日
償還日無制限
購入時手数料最大3.3%(税込) 
※証券会社によって異なる。ネット証券は無料
信託財産留保額なし
管理費用
(含む信託報酬)
純資産500億円まで:年率1.078%(税込)
純資産500億円を超える部分:年率0.979%(税込)
純資産1,000億円を超える部分:年率0.869%(税込)
3,000億円を超える部分:年率0.748%(税込)
分配金年1回(9月)

基本情報は上記の通りとなります。アクティブファンドですが、管理費用は1.078%と安めで、信託財産留保額はなし。

2009年設定と実は歴史あるファンド。ちなみにライバルと思われるひふみプラスも管理費用は1.078%で一見差はありませんが、ひふみプラスのほうが純資産が圧倒的に多いので、規定の純資産を超える分に関してはひふみプラスのほうがコストは安いです。

構成銘柄

月次レポート・目論見書を拝見

公式サイト・証券会社の銘柄紹介で閲覧することの出来る、月次レポート・目論見書・運用報告書を元に、どのような運用方針でどんな銘柄に投資しているかを確認します。

月次レポートは、前月末の情報であり、リアルタイムな情報ではありませんが、長期投資と言う目線で考えればクリティカルな問題にはならないと考えます。

他社とちょっと違っているのは、銘柄の業種を”未来コンセプト”と表している点です。

”未来コンセプト”別では下記のとおりです。

未来コンセプト組み入れ比率
生活ソリューション16.3%
ウェルネス13.5%
精密テクノロジー13.4%
新素材11.1%
快適空間10.1%
資源・エネルギー9.2%
地球開発7.3%
未来移動体7.1%
ライフサイクル5.7%
社会インフラ3.2%
その他3.3%

構成銘柄上位10位については下記の通りです。(2021年4月末時点)

銘柄名未来コンセプト比率
KADOKAWA生活ソリューション4.0%
ヤマトHD生活ソリューション3.8%
クボタ地球開発3.7%
東京エレクトロン精密テクノロジー3.6%
ホンダ未来移動体3.6%
コマツ地球開発3.6%
信越化学工業新素材3.6%
ユニ・チャームライフサイクル3.5%
カカクコム生活ソリューション3.5%
リンナイ快適空間3.5%

組み入れ銘柄数は30銘柄ではなく31銘柄。長期に成長が見込める大型株ばかりです。基本的に毎月ほとんど銘柄は入れ替えません。未来コンセプトについてはホンダが”未来移動体”、コマツとクボタが”地球開発”となっているのは夢があってわくわくしますね。

なんとPDFの月次レポートだけでなく、YouTubeに月次動画レポートまでアップしています。

【コモンズ投信】2021年4月次運用報告動画~ファンドの運用状況と今後の見通し~

毎月のレポートだけでも大変な作業であるにもかかわらず、さらに動画までとは。これは頭が下がります。

個人的な注目銘柄は下記です。

コマツ

建設機械で世界2位。アジアでも幅広く展開。ICTを活用して遠隔操作できる建機に強み。

コロナショック暴落時に狙っていたのですが…怖くて手が出せず。新卒に戻れるなら是非就職したい会社です。

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パフォーマンス

基準価額推移

設定来、基準価額は2021年5月14日時点で、35,781円(配当金再投資ベース39,060円)

コロナショック時は微減にとどめており、設定来から地味ながらも着実に資産を増やしています。

純資産は260億円ほど。

過去のパフォーマンス

2021年4月末時点の情報です。

期間騰落率
6ヶ月前から+23.65%
1年前から+40.84%
3年前から+23.71%
5年前から+80.25%
設定来+297.77%

設定来からみると、+297.77%です。

爆発的なリターンとはいかないものの、安定したリターンを続けています。長期投資をおこなう上では”損をしないこと”が一つの目安となりますので、安定感は武器となります。

まとめ

月次レポートや動画を見ていると、投資先や投資家と積極的に対話をしていこうという姿勢が垣間見えます。ファンドマネージャーが顔出ししてわかりやすく説明していただけると信頼できます。投信も「人で選ぶ」時代が来るのでしょうか。選定銘柄も魅力的です。つみたてNISA、ひふみプラスから乗り換えようかな。

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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