次世代GAFAM? CLOUに投資を検討【クラウドETF】【米国ETF】

米国大統領選挙という一大イベントを通過し、日本株も米国株も絶好調です。ダウ平均、NASDAQがSともに最高値を更新しています。(2020年11月21日現在)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、いったん調整のムードを見せていますが、米国大統領選挙を通過したことでリスクオンムードとなるでしょう。

バイデン候補勝利濃厚となったことでGAFAには厳しい展開が予想されます。それでもアメリカのハイテク企業には可能性を感じます。今回は、QQQよりも少ない資金で投資できるクラウド関連銘柄ETFのCLOUについてご紹介いたします。

CLOUとは

クラウドコンピューティングの技術を用いてソフトウェア、プラットフォーム、およびインフラの提供を行う企業並びに関連企業への投資を目指すNASDAQに上場している米国籍のETFです。

米国のハイテク企業というとGAFAMが圧倒的なシェアを誇りますが、ネクストGAFAMというべき新興銘柄が中心となります。かといってGAFAMが含まれていないわけでもないです。後ほど構成銘柄でもご紹介いたします。

運営会社 グローバルXとは

グローバルX は2008年創業のETFに特化した運用会社で、ニューヨークを拠点としています。世界の潮流への投資を目的としたテーマ型ETFと、安定した分配金獲得のためのインカム型ETFなどを提供しています。特定のテーマに沿った特化型のETFを多く提供しています。

特化型ETFとしては他に、ゲーム&eスポーツ関連銘柄のHERO、サイバーセキュリティ関連銘柄のBUG、eコマース銘柄のEBIZ等個人的に興味のあるETFもあります。

通常こういった銘柄に投資信託として投資しようとすると、結構な信託報酬を取られることが多いのですが、グローバルXはそこそこの経費率で投資可能です。

実は、東証に上場しているETFもあり、物流REIT ETFである 2565 グローバルXロジ巣ティクスJ-REIT ETFは私も投資をしています。

基本情報

配当月1、7月
配当利回り0.0%
経費率0.68%

基本情報は上記の通りとなります。6ヶ月に一回配当予定ですが、2019年12月に0.0076ドル支払って以降は無配となっています。

経費率は0.68%と少し高め。

構成銘柄

構成銘柄については下記の通りとなっております。(2020年11月21時点)

ティッカー銘柄名構成比率(%)
FSLYFASTLY INC – CLASS A4.388
PLANANAPLAN INC4.331
PAYCPAYCOM SOFTWARE INC4.263
XRO AUXERO LTD4.237
WDAYWORKDAY INC-CLASS A4.152
CRMSALESFORCE.COM INC4.12
PCTYPAYLOCITY HOLDING CORP4.103
COUPCOUPA SOFTWARE INC4.084
PFPTPROOFPOINT INC4.008
AKAMAKAMAI TECHNOLOGIES INC4.004
TWLOTWILIO INC – A3.894
NFLXNETFLIX INC3.822
DBXDROPBOX INC-CLASS A3.809
SHOPSHOPIFY INC – CLASS A3.778
ZSZSCALER INC3.739
DLRDIGITAL REALTY TRUST INC3.704
EVBGEVERBRIDGE INC3.54
ZMZOOM VIDEO COM-A3.377
QLYSQUALYS INC2.959
SPSCSPS COMMERCE INC2.816
WKWORKIVA INC2.364
CSODCORNERSTONE ONDEMAND INC2.348
BOXBOX INC – CLASS A2.326
MIMEMIMECAST LTD2.279
VNET21VIANET GROUP INC-ADR2.13
TWOU2U INC2.063
MSFTMICROSOFT CORP1.944
AMZNAMAZON.COM INC1.919
BABAALIBABA GRP-ADR1.549
GOOGLALPHABET INC-CL A1.162
CONECYRUSONE INC0.839
CORCORESITE REALTY CORP0.528
QTSQTS REALTY TRUST INC-CL A0.387
BNFTBENEFITFOCUS INC0.343
IBMIBM0.309
3888 HKKINGSOFT CORP LTD0.279

ほんの2、3ヶ月前はZoomやSHOPIFY、NETFLIXが上位でしたが、現在はFASTLY、ANAPLAN、PAYCOMが上位3銘柄となっています。

上位の銘柄でも構成比率は4%程度ですから、構成比率の順位は結構頻繁に入れ替わる印象です。

新興株が多い印象ではありますが、実はGoogle,Amazon,Microsoft,IBMといったメジャーどころの銘柄も構成銘柄に入っています。

メリット

次世代ハイテク企業に投資できる米国籍ETF

このETF1株に投資するだけで、次世代のハイテク企業に投資できます。GAFAMの影響が大きいQQQと比べると、構成銘柄数こそ少ないですが、上位銘柄の構成銘柄比率が3~4%前後で順位の入れ替わりも頻繁で特定銘柄の影響を受けにくいです。

QQQを上回るリターン

2019年4月に設定されたばかりのETFですが、QQQを大きく上回る上昇を見せており大きなリターンが期待できます。

青のチャートがCLOU,赤のチャートがQQQです。QQQを上回るパフォーマンスを見せています。

デメリット

経費率が高め

経費率は0.68%。QQQが0.2%ということを考えるとかなりコストは高めです。

投資すべき?

私はまだ所有しておりませんが、買いではないかと思います。

バイデン候補が勝利濃厚となったことでGAFAMに逆風となっていること、QQQ自体が高値圏で手が出しづらいこともあり、1株$24程度のCLOUは比較的手が出しやすいです。

まとめ

CLOUも高値圏が続いています。新型コロナウイルスの感染再拡大により株価が不安定になっている半面、円高(103円代後半)が進むという非常に難しい状況ですが、25日移動平均線付近で1株ずつ指値で買うか、調整に入ったときにまとめて買うという方法がよさそうです。

※米国株、米国ETFは1株から購入可能です!!

円高によるドル転のタイミングを計っているところですが、まだまだ円高が進みそうで購入の判断が出来ていません。

興味のある方は少額から始めてみましょう!

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