QCLN クリーンエネルギーETFに投資を検討【バイデン銘柄】【米国ETF】

アメリカ大統領選挙は、バイデン候補が勝利宣言を行い、政権移行の準備が着々と進んでいます。

政権が変わると気になるのが政策ですが、バイデン候補はクリーンエネルギーに力を入れると明言しています。2020年は中東情勢不安から始まり、コロナショックにより既存のエネルギー産業は大打撃を受けていますが、反面クリーンエネルギー銘柄は急騰しています。また、ここ数ヶ月で2030年よりガソリン車の新規販売を禁止する流れが全世界的に急速に拡がっています。そうなるとテスラを中心とする電気自動車関連銘柄への期待も高まります。

今回は、政策・時代の流れに乗るクリーンエネルギー銘柄のETFQCLNをご紹介いたします。

QCLNとは

「NASDAQ Clean Edge Green Energy Index」に連動をめざすNASDAQに上場している米国籍のETFです。米国市場に上場しており、かつクリーンエネルギーの先端技術の開発等に従事する企業に投資するETFとなります。

クリーンエネルギー関連のETFは他にICLNなどもありますが、電気自動車関連の銘柄を組み入れているのが特徴です。

運営会社 ファースト・トラスト社とは

ファースト・トラストは米国シカゴに本拠を置く運用会社。2020年7月末時点の総運用資産残高は約1,450億米ドル。アクティブ型ETFの運用残高が約285億ドルで世界一位を誇ります(2020年6月末時点)。
アクティブ型ETFの他に、インターネットやIPO等のテーマに着目したETFやファクター型ETFも多数運用しています。

アクティブETF、テーマETFが中心ですので全体的に経費率は高めです。

2020年9月より、日本の大手ネット証券でもファースト・トラスト社のETFの取り扱いが開始されました。

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基本情報

配当月3,6,9,12月
配当利回り0.27%
経費率0.60%

基本情報は上記の通りとなります。あくまでも株価の上昇を狙うETFとなります。経費率が高いのがネック。

構成銘柄

構成銘柄については下記の通りとなっております。

また、組み入れ上位10銘柄の比率は下記となっております。(2020年12月時点)

やはり、ニオ・テスラの電気自動車銘柄が2TOP。エンフェーズ・エナジー、 ソーラーエッジテクノロジー太陽光発電関連です。44銘柄中上位10銘柄の割合が約55%となっております。

構成銘柄は上記を中心に約44銘柄となっております。

メリット

テスラに投資できる米国籍ETF

このETF1株に投資するだけで、テスラ・ニオを中心としたEV関連・クリーンエネルギー関連企業に投資できます。

テスラは2020年8月31日に1対5の株式分割を行ったものの、その後も株価は上昇を続け高値圏が続いています。さらに、かねてから噂されていたS&P500指数に2020年12月21日から採用されることが決まり更なる株価の上昇も期待されます。

QQQを圧倒的に上回るリターン

コロナショック後の値動きを見ると、QQQを圧倒的に上回るパフォーマンス。大統領戦後はさらに加速しています。(12月4日現在$61.33)

青:QCLN, 赤:QQQ

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デメリット

値動きが激しい

組み入れ銘柄はわずか44銘柄、上位10銘柄で約40%超を占めるため、特定の銘柄の影響を受けやすいです。特に、ニオ・テスラの影響が大きいです。

また、バイデン氏が大統領就任前にも関わらず、盛り上がりすぎている面もあります。いざ就任してみると期待はずれで暴落…なんてことも考えられるリスクもあります。

経費率は高め

テーマ型アクティブETFの宿命ではありますが、どうしても経費率(0.62%)が気になります。

参考) QQQ:0.2%, VOO:0.03%

投資すべき?

私はまだ所有しておりませんが、買いではないかと思います。

バイデン氏の政策次第ですが、今後の脱炭素エネルギーの世の中の流れを考えると伸びていく業界であると考えられます。

まとめ

クリーンエネルギーという新たな可能性が出てきました。クリーンエネルギー関連の他のETFも気になるところです。

テスラに興味はあるけど単独で購入するのはちょっとリスクが高いなあという方にも、一つの可能性として検討の余地があるのではないでしょうか。

やはり米ドルで購入できるのは魅力です。
※米国株、米国ETFは1株から購入可能です!!

買いたいETFが増えてきました…どれにしようかな…

あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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