QQQ超えのパフォーマンス EBIZに投資を検討【eコマースETF】【米国ETF】

個人的に注目している通販関連、eコマースに関する銘柄のご紹介です。

新型コロナウイルスのワクチンの開発が進んでいることを好材料として株価の上昇が続いていますが、感染者は世界的に拡大する一方です。

ロックダウンを行う都市が増える中、eコマースの需要は引き続き根強いと感じています。今回は、以前からご紹介しているグローバルXシリーズから通販・eコマースに特化したETF EBIZをご紹介いたします。

EBIZとは

eコマースプラットフォームの運営、eコマースソフトウェアの提供、サービス、および/または商品やサービスをオンラインで提供するなど、eコマース関連需要の拡大から利益を得る可能性がある企業への投資を目指すNASDAQに上場している米国籍のETFです。

QQQやCLOUと同様に、オンラインでサービスを行う所謂ハイテク企業群が多い印象です。

運営会社 グローバルXとは

グローバルX は2008年創業のETFに特化した運用会社で、ニューヨークを拠点としています。世界の潮流への投資を目的としたテーマ型ETFと、安定した分配金獲得のためのインカム型ETFなどを提供しています。特定のテーマに沿った特化型のETFを多く提供しています。

特化型ETFとしては他に、ゲーム&eスポーツ関連銘柄のHERO、サイバーセキュリティ関連銘柄のBUG等個人的に興味のあるETFもあります。

通常こういった銘柄に投資信託として投資しようとすると、結構な信託報酬を取られることが多いのですが、グローバルXはそこそこの経費率で投資可能です。

基本情報

配当月1、7月
配当利回り0.0%
経費率0.50%

基本情報は上記の通りとなります。6ヶ月に一回配当予定ですが、2019年12月に0.034ドル支払って以降は無配となっています。

経費率は0.50%と少し高め。

構成銘柄

構成銘柄については下記の40銘柄となっております。(2020年11月21時点)

ティッカー銘柄名構成比率(%)
PDDPINDUODUO INC-ADR5.943
MELIMERCADOLIBRE INC5.152
JDJD.COM INC-ADR4.954
ETSYETSY INC4.85
EXPEEXPEDIA GROUP INC4.692
CSGPCOSTAR GROUP INC4.555
WSMWILLIAMS-SONOMA INC4.483
TCOMTRIP.COM GROUP LTD-ADR4.25
4755楽天4.199
WWAYFAIR INC- CLASS A4.092
OCDO LNOCADO GROUP PLC4.037
VIPSVIPSHOP HOLDINGS3.959
BKNGBOOKING HOLDINGS INC3.917
BABAALIBABA GRP-ADR3.836
GDDYGODADDY INC – CLASS A3.716
AMZNAMAZON.COM INC3.645
SHOPSHOPIFY INC – CLASS A3.635
NTESNETEASE INC-ADR3.496
EBAYEBAY INC2.962
ASC LNASOS PLC2.226
QRTEAQURATE RETAIL-A2.008
LPSNLIVEPERSON INC1.808
STMPSTAMPS.COM INC1.557
TRIPTRIPADVISOR INC1.371
OSTKOVERSTOCK.COM INC1.251
YELPYELP INC1.164
TREELENDINGTREE INC1.135
BZUNBAOZUN INC-SPN ADR1.13
EHTHEHEALTH INC0.956
JMIAJUMIA TECHNOLOGIES AG-ADR0.852
SSTKSHUTTERSTOCK INC0.698
LELANDS’ END INC0.671
QRTEVQURATE RETAIL INC-PFD0.601
LXLEXINFINTECH-ADR0.515
GRPNGROUPON INC0.411
ANGIANGI HOMESERVICES INC- A0.393
PETSPETMED EXPRESS INC0.297
042000 KSCAFE24 CORP0.267
UXINUXIN LTD – ADR0.196
OSTKOOSTK 1.0204 PERP0.017

上位は、PDD(ピンドュオドュオ)、MELI(メカドリブレ)、JD.com、Etsy、EXPEDIA。EXPEDIAは旅行予約サイトですが、広義で言えばeコマースということでしょうか。勉強不足であまり知らない企業が多い…。

米国だけでなく全世界のeコマース関連銘柄を対象としています。PDD・JDは中国、MELIは南米です。新興株が多い印象ですが、Amazon、アリババもしっかり押さえ日本からは楽天も組み入れられています。

メリット

全世界のeコマース企業に投資できる米国籍ETF

NASDAQに上場している企業を中心に、世界中のeコマース関連企業に投資できます。米国だけでなく、中国、南米、欧州の新興企業を中心に投資を行うことが出来ます。以前は、SHOP(ショッピファイ)が一位だと思っていましたが、いつの間にかトップ10圏外。構成銘柄の保有比率も頻繁に変わっているようです。

QQQを上回るリターン

2018年11月に設定されたばかりのETFですが、直近1年ではQQQを大きく上回る上昇を見せており大きなリターンが期待できます。

青のチャートがEBIZ,赤のチャートがQQQです。QQQを上回るパフォーマンスを見せています。

デメリット

経費率が高め

経費率は0.50%。QQQが0.2%ということを考えるとコストは高めです。

テーマが特化しすぎている

投資対象は地域で見れば全世界ですが、テーマが「eコマース」に特化しすぎています。新型コロナウイルスが落ち着いたときに、どのような動きを見せるか。コロナ後も定着すれば安定成長、店舗型に回帰すれば急落も考えられるギャンブル性の高さがデメリットです。

テーマ特化とはいえ、テーマの広さという面ではクラウドサービス中心のCLOUに軍配が上がりそうです。(そう言っても、SHOPなど一部構成銘柄が重複する銘柄も有ります)

まとめ

EBIZも高値圏が続いています。新型コロナウイルスの感染再拡大により株価が不安定になっている半面、円高(103円代後半)が進むという非常に難しい状況ですが、25日移動平均線付近で1株ずつ指値で買うか、調整に入ったときにまとめて買うという方法がよさそうです。

eコマース関連は日本だけでなく全世界的に拡大が見込めるということに、世界中の人々が気づいてしまったみたいですので、株価はこれからも上昇が期待できます。

※米国株、米国ETFは1株から購入可能です!!

興味のある方は少額から始めてみましょう!

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