【書評】仕事ができる人が見えないところで必ずしていること

前作「頭のいい人が話す前に考えていること」がベストセラーとなった安達裕哉氏の次作。本書は以前発売された著書を焼きなおしたもののようです。

概要

いくつになっても仕事が出来るようになりたい。

実行力

50歳以上しか採用しない会社の考え方。

・習慣化するまで続ける

決断力

努力を続ける。努力を続けたほうが楽。

会社の辞め時

  • 働かない社長・上司
  • 社長の私利私欲
  • 礼儀を欠く人と働いている
  • 気の合わない人と働いている
  • 罵声を浴びせられる
  • 言論統制される
  • 顧客をだまさなくてはいけない
  • 無謀すぎる目標
  • やる気があるようなふりをし続ける
  • 好きになれない商品(サービス)を売り歩いている
  • 家族が大変なときに仕事を優先

上記のいずれかに当てはまる場合は「辞めどき」とのこと。人生の貴重な時間を無駄にしてはいけない。

やばい、前職はまさかの全部にあてはまる。辞めて正解だった。

コミュニケーション

会話のコツは2つだけ。

  1. 相手がしたい話を聞く
  2. 相手が聞きたいことを話す

なかなか出来ていません。反省。

はたらきかけ力

よい上司と悪い上司の見分け方。

  • 部下の自慢話が多いか愚痴が多いか
  • 機嫌が良いか悪いか
  • 会社の魅力と課題どちらを語るか
  • 謝れるか謝れないか
  • 自分の考えと違う人同じ人どちらを重視するか
  • 勉強するか過去の経験に頼るか

圧倒的に前者。

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所感

上記以外にも安達氏のブログで見たことがあるような事例がいくつかピックアップされています。

仕事が人生のすべてではありませんが、仕事をテキトーにやっている人間で尊敬できる人間は見たことがありません。間違っても尊敬できない人間の言うことは聞く必要はありませんし、時間の無駄なので放っておいたほうが良いです。

なかなか「仕事ができる」という定義は難しいですが、自分のを押し付けるのではなく、相手が何を求めているかを理解し、もとめていることを実行するということなのではないでしょうか?難しいことですが。

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