だいぶサボってしまいましたが、久々に書評です。
ドラゴン桜の名言集から頭のいい人の考え方を抜粋。著者は本当に偏差値35から東大に合格した方の体験談です。
概要
頭のいい人とは
なぜ?が多い
なぜ?と考える。まぁいいかと思考停止したら終わり。
結果が出やすいところからやる
一番やってはいけないのは結果が出ない箇所に時間を掛けすぎるところ。結果が出ないうちにモチベーションが下がる。
情報格差
情報を知らない側に回る恐ろしさ。漫画内にも出てきますが、世の中は頭のいい人間に都合のいいようなルールになっているということ。
ルールの内側に入る
ルールを無視する人は何も考えていないだけ。
例えばサッカー。結構頻繁にルールが変わっている。オフサイドに関するルールも上手く利用すれば対象者をおとりに使える。ゴールキック時に味方がPA内に居てもいいので、ゴールキックを蹴るのではなくDFからつなぐ戦術をとる。など。
所感
東洋経済オンラインに本書の売り込み記事が載っていたため、気になって購入。ドラコン桜はリアルタイムでは読んだ事が無く、ドラゴン桜2を立ち読み&ネカフェで数冊読んだ程度。
ですが、自己啓発本としては有用な漫画であると感じました。
一番ぐっと来たのは「なぜ?」と思うこと。学生時代は「なぜ?」と思うことは徹底的に理解できるまで勉強や調べモノをしていたのに、いつのまにか「まあいいや」「そういうもんだろう」と投げている自分が気づきました。働いてきた環境(特に前職)がそうさせたのかなぁと思う面もありますが、周りにあわせたり、コスパ・タイパを求めるあまりに楽なほうに逃げていたのかと思う今日この頃です。
実は何度目からの英語の再挑戦中なのですが、これまでやっていた時間のかかからない参考書・単語集を読むだけという勉強法から、学生時代に結果が出ていた「ノートに考えながら書いて採点し、覚えにくかったりわからなかった箇所を一行繰り返し書いて覚える」という方法に戻しました。当然時間がかかって一見効率がよくないように思えますが、理解力と記憶力が中学高校大学社会人初期に戻ったような感覚が芽生えています。
「なぜ」と思ったところを徹底的に潰す。これが頭のいい人なのではないかと私は思います。