JPMアジア株・アクティブ・オープン

最近Yahooのスマホ版サイトを見ていると、やたらと出てくるアンカー広告があります。JPMアジア株・アクティブ・オープンです。運用元のJPモルガンは大量の空売りを仕掛けてくるので、あまり良い印象を持っていませんが、調べてみると好成績の投信のようです。

今回は、JPMアジア株・アクティブ・オープンについてご紹介いたします。

JPMアジア株・アクティブ・オープンとは

JPMアジア株・アクティブ・オープンはJPモルガンアセットマネジメントが運用を行うアクティブファンドです。アジア株に投資するファンドです。

投資コンセプトは下記の通りです。

  • 日本を除くアジア各国の株式を実質的な主要投資対象とし、投資対象国の株式の中から、成長性があり、かつ株価が割安と判断される銘柄を中心に投資
    投資対象国・地域:中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン
  • 投資対象国を含むアジア地域の経済状況の分析を行い、銘柄選択に生かす。
  • ベンチマークはMSCI AC ファーイースト・インデックス

アジア株と銘打ちながらも実質的に投資するのは、日本以外の東アジアの一部を除いた株式。

銘柄選定にあたっては、まずアジア地域における年間約7,000件(2020年実績)の、企業訪問、企業来訪、電話取材等の企業取材を行います。

企業取材を踏まえ、各企業の事業内容、財務・経営状況、収益性、株価の割安度・割高度等の分析を行い、投資収益が各国市場全体の平均を上回ると判断される度合いに応じ、各企業を格付けします。
格付けリスト等の情報を元に、アジア地域全般の観点から見た経済動向等のマクロ動向、個別企業の業績の成長性、株価の割安度等の情報およびこれらをもとに各企業を順位付けした情報、個別企業および当該企業の所属する産業の見通し、経営陣の資質、資本構成や競争優位性等の情報ならびにこれらをもとに株価予想リターンを算出し、総合的に判断して銘柄選定を行います。

良好な運用成績が評価され、下記の3つのファンドアワードを受賞しています。

  • 「R&Iファンド大賞2021」投資信託/アジア株式マルチカントリー部門
  • リフィニティブ・リッパー・ファンド・アワード・ジャパン2021 最優秀ファンド賞 受賞
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基本情報

設定日1998年11月30日
償還日無期限
購入時手数料最大3.3%(税込) 
※証券会社によって異なる。ネット証券は無料
信託財産留保額なし
管理費用
(含む信託報酬)
年率1.683%(税込)
分配金年2回(5月,11月)

基本情報は上記の通りとなります。アクティブファンドですが、管理費費用は1.683%と高額で、信託財産留保額はなし。

構成銘柄

月次レポート・目論見書を拝見

公式サイト・証券会社の銘柄紹介で閲覧することの出来る、月次レポート・目論見書・運用報告書を元に、どのような運用方針でどんな銘柄に投資しているかを確認します。

月次レポートは、前月末の情報であり、リアルタイムな情報ではありませんが、長期投資と言う目線で考えればクリティカルな問題にはならないと考えます。

構成銘柄上位10位については下記の通りです。(2021年7月末時点)

銘柄名国(地域)業種比率
TSMC台湾半導体・半導体製造装置10.1%
サムスン電子韓国テクノロジー・ハードウェアおよび機器 9.3%
アリババ・グループ・ホールディング中国小 売7.4%
テンセント中国メディア・娯楽7.1%
ウーシー・バイオロジクス中国医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス5.5%
AIAグループ中国保 険4.2%
香港取引所香港各種金融3.2%
シーシンガポールメディア・娯楽2.7%
カントリー・ガーデン・サービシズ中国商業・専門サービス2.6%
メイトゥアン中国小売2.5%

組み入れ銘柄数は約40。上位10銘柄については改めて説明するまでもない銘柄ばかりでしょう。

中国銘柄の比率が多いですが、中国政府の圧力と、恒大ショックの影響がどれくらいになるのかが注目です。

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パフォーマンス

基準価額推移

設定来、基準価額は2021年9月10日時点で、45,624円

中国株式の比率が高いこともあり、コロナショック後はいち早く回復。こうしてみると、リーマンショックの下落幅がいかに大きかったかがわかります。

過去のパフォーマンス

2021年9月末時点の情報です。

期間騰落率(分配金込み)
6ヶ月前から-6.20%
1年前から+20.54%
3年前から+59.35%
5年前から+128.43%
設定来+643.69%

設定来からみると、+643.69%です。

リーマンショック・チャイナショック・コロナショックがありましたが、その後は急上昇しています。今後は、中国政府の介入・恒大ショックがどのように影響するかが注目です。

まとめ

比較的好成績を収めているファンドではありますが、中国銘柄比率が多いので、中国リスクを考えると高い経費率を払ってまで、わざわざ投資するかどうかは微妙です。

経費率の安い新興国のインデックスファンドで良いような気もしますが、あまり長期保有には向かないファンドではないかと個人的には感じます。

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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