188A:グローバルX インド・トップ10+ ETF 新規設定!

グローバルXから待望の新ETFです。グローバルX インド・トップ10+ ETFと言うインデックスファンドを2024年5月23日に設定すると発表がありました。インド株に投資するETF・投資信託商品が増えてきましたが、今回のETFはインデックス型ETFではあるもののあまり聞いたことのない指数のようです。

今回は、188A グローバルX インド・トップ10+ ETFについてご紹介いたします

188A グローバルX インド・トップ10+ ETF

インドの各セクターを代表する15社により構成される「Mirae Asset India Select Top 10+ Index」との連動を目指すETFです。

Mirae Asset India Select Top 10+ Indexは、インドを代表する企業15社で構成される株式インデックスです。
流動性の要件を満たした銘柄の中から対象となる9つのセクターにおいて時価総額上位2位に入る銘柄を選定します。

対象セクター

金融、情報技術、一般消費財・サービス、生活必需品、コミュニケーション・サービス、エネルギー、素材、資本財サービス、ヘルスケア

まず各セクターの時価総額1位の9銘柄を選定。残りの6銘柄は時価総額に基づき各セクター2位の銘柄をランク付けし、15銘柄に達するまで上位の銘柄を選定する敗者復活方式となります。
選定された銘柄は浮動株調整後時価総額加重により構成比率が決定されます(ただし、1銘柄当たり最大8%)。
原則として毎年6月および12月の第三金曜日に指数構成銘柄および構成比率の見直しを行ないます。

運営会社 グローバルXとは

グローバルX は2008年創業のETFに特化した運用会社で、ニューヨークを拠点としています。世界の潮流への投資を目的としたテーマ型ETFと、安定した分配金獲得のためのインカム型ETFなどを提供しています。特定のテーマに沿った特化型のETFを多く提供しています。東証に上場しているETFを運営しているのはGlobal X Japanで、 グローバルXと大和アセットマネジメントの合弁会社です。今後も東証ETFを買うファンドが増えてくるかもしれません。

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基本情報

管理費用
(含む信託報酬)
年率0.715%(税込)
分配金未定

基本情報は上記の通りとなります。あまり聞いたことのない指数と言うこともあり管理費用は0.715%と高めの設定です。

構成銘柄(参考)

公式サイトより構成銘柄は下記のとおりです(2024年5月4日時点)

構成上位銘柄

銘柄名セクター組入比率
Bharti Airtel Limitedコミュニケーション・サービス12.04%
Sun Pharmaceutical Industries Limitedヘルスケア11.51%
Reliance Industries Limitedエネルギー11.01%
ICICI Bank Limited金融10.65%
Tata Consultancy Services Limited情報技術9.98%
Larsen & Toubro Ltd.資本財9.76%
Titan Company Limited一般消費財9.17%
Infosys Limited情報技術8.96%
HDFC Bank Limited金融8.66%
Hindustan Unilever Limited生活必需品8.28%

構成比率が8%を超え、銘柄も10銘柄しかありませんが、設定前のためあくまでも参考です。金融やIT関連が多い印象。

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メリット

圧倒的な成長

調べてみると意外と歴史の長い指数のようで、2008年の設定以来4倍以上の指数の伸びとなっております。

デメリット

管理費用が高い

あまり聞いたことのないインデックスと言うこともありちょっと割高。

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まとめ

インド株に投資するインデックス型のETF・投資信託が増えてきましたが、少し変わったインデックスを選択するのがグローバルXのやり方です。トップ企業にのみ集中投資したい方にはおすすめです。

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