インデックスファンドの老舗、<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドでおなじみのニッセイ<購入・換金手数料なし>シリーズから新商品が2本同時に登場します。
二本目は<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンド。NASDAQ100指数に連動するインデックスファンドは飽和した感があり、何をいまさら…と思っていましたが経費率がこれまでのファンドの約半額!!。2024年の新NISAを見据えたこれまた興味深い新商品となりそうです
今回は、ニッセイNASDAQ100インデックスファンドについてご紹介いたします。
ニッセイNASDAQ100インデックスファンド とは
ニッセイNASDAQ100インデックスファンドはニッセイアセットマネジメントが運用を行うインデックスファンドです。
新興市場であるNASDAQから金融関連銘柄を除く上位100銘柄で構成されるNASDAQ100指数の値動きに連動した投資成果を目指します。もうあえて説明するまでも無いかもしれませんが、GAFAMをはじめとしたハイテク企業が中心で、業績の変動が激しいことから値動きが荒くなるのが特徴です。
基本情報
設定日 | 2023年3月31日 |
償還日 | 無期限 |
購入時手数料 | 無料 |
信託財産留保額 | なし |
管理費用 (含む信託報酬) | 年率0.2035%(税込) + 監査費用 年率0.0011%(税込) |
分配金 | 年1回(9月) |
基本情報は上記の通りとなります。為替ヘッジはなしとなります。インデックス型の投資信託ですが、T他のNASDAQ100指数を投資対象とする投信と比較しても破格の管理費用0.2046%!!普通にQQQ買うのと変わらない低コストとなります。隠れコストがどのようになるかは未定ですが、人気を集めそうな予感がします。
※2023年3月26日付け日経新聞朝刊の速報で、運用期間20年未満・高レバレッジ型・毎月分配のいづれかに該当する商品は新NISA成長投資枠の対象外となることが発表されています。本ファンドはいづれに該当せず、なおかつ低コストであることから、新NISAの有力な積立投資候補に躍り出たのではないかと期待します。
構成銘柄
もうあえてご紹介する必要もないと思われますので、本サイトのNASDAQ100関連の他記事をご覧ください。GAFAMを中心としたいつものメンバーです。
類似商品との比較
管理費用最安値となったニッセイNASDAQ100インデックスファンドとその他のファンドを比べてみます。
ファンド名 | 管理費用(税込) | 純資産(2023年3月時点) |
---|---|---|
<購入・換金手数料なし> ニッセイNASDAQ100インデックスファンド | 0.2046% | – |
PayPay投信 NASDAQ100インデックス | 0.418% | 11億円 |
eMAXIS NASDAQ100インデックス | 0.44% | 576億円 |
iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス | 0.495% | 550億円 |
インデックスファンド NASDAQ100(アメリカ株式) | 0.484% | 629億円 |
NZAM ベータ NASDAQ100インデックス | 0.44% | 19億円 |
最古参の大和アセット iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス を後発のファンドが追いかける展開となっていましたが、いつの間にか日興のインデックスファンド NASDAQ100(アメリカ株式)が純資産で追い抜いていました。これまで最安値だったPayPay投信はあまり純資産を伸ばすことができず苦戦が続きます。
さすがにここまでコストに差がついてしまうと、対抗値下げの可能性もありえますが、無いようなら素直に乗換えを検討します。
買ってみる??
既存のNASDAQ100指数連動投信に比べると、管理費用が半額以下のため、今すぐに乗り換えたい気持ちもありますが、対抗値下げも考えられるため、少し様子見しようとおもいます。
こちらも2024年から始まる新NISAの有力な積立候補であることには間違いないです。
まとめ
ニッセイ外国株式インデックスファンドで長年の実績のあるニッセイから低コストのNADAQ100投信が誕生しました。後発ですがこれは人気が出そうな予感がします。
2024年新NISAにむけて、様子を見ながら既存のeMAXIS NASDAQ100から乗り換えるか検討したいと思います。
※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。