iTrustスマートシティ【未来の街】【テーマ型アクティブファンド】

2020年にトヨタとNNTがスマートシティの実証実験を始めると発表しました。スマートシティとは、Iotの先端技術を用いた効率的な都市運営のことをいいます。

今回は、iTrustスマートシティ(愛称:未来の街)についてご紹介いたします。

iTrustスマートシティ(愛称:未来の街)とは

iTrustスマートシティピクテ投信投資顧問が運用を行うアクティブファンドです。

投資コンセプトは下記の通りです。

  • 主に世界の世界のスマートシティ関連企業の株式に投資

IoTの先端技術を用いて、基礎インフラと生活インフラ・サービスを効率的に管理・運営し、環境に配慮しながら、人々の生活の質を高め、継続的な経済発展を目的とした新しい都市のことを言います。

スマートシティに注目が集まる理由として、世界の人口が増え、成長が続く中多くの人が都市に移り住むようになると予想され、これまで以上に効率的な都市運用が求められるようになるためです。

投資対象としては、都市で建設・運営される施設やサービス、インフラなどに携わる企業のほか、都市が発展する過程で生じる様々な課題を解決する企業など、幅広い分野のスマートシティ関連企業の株式となります。

日本でもトヨタとNTTが連携し、静岡にて実証実験を行うことを発表しています。

iTrustシリーズとは

ピクテ投信投資顧問が提供するアクティブ型のシリーズ。

投資地域別ファンド4本とテーマ型投信8本を取り扱います。

テーマ型投信は「iTrustメガトレンド・シリーズ」として、短期的な流行を追うのではなく、長期的な社会需要の発展につながり、未来の世界を形作る「MEGATRENDS(メガトレンド)」に基づいたテーマを選択します。

iTrustシリーズの運用で特徴的なのは、純粋度(ピュリティー)の高さを重視すること。ピュリティーとは、会社全体の事業に対する、投資テーマの事業のウエートを指します。

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基本情報

設定日2021年5月28日
償還日無期限
購入時手数料なし
信託財産留保額なし
管理費用
(含む信託報酬)
年率1.2598%(税込)
分配金年1回(5月)

基本情報は上記の通りとなります。インターネット専用ファンドのためノーロード&信託財産留保学派無し。経費率はちょっと高めの 1.2598 %です。(カテゴリ平均1.70%よりは少し安め)

iTrustシリーズの各ファンドの信託報酬は、同カテゴリーのアクティブ・ファンドの中で平均を下回る水準に抑えられています。

構成銘柄

月次レポート・目論見書を拝見

公式サイト・証券会社の銘柄紹介で閲覧することの出来る、月次レポート・目論見書・運用報告書を元に、どのような運用方針でどんな銘柄に投資しているかを確認します。

月次レポートは、前月末の情報であり、リアルタイムな情報ではありませんが、長期投資と言う目線で考えればクリティカルな問題にはならないと考えます。

構成銘柄上位10位については下記の通りです。(2021年9月末時点)

銘柄名国・地域比率
VISA米国4.0%
セグロ英国3.8%
シュナイダーエレクトリックフランス3.6%
ヴォノヴィアドイツ3.5%
ペイパル・ホールディングス米国3.4%
ホーム・デポ米国3.4%
プロロジス米国3.3%
ロウズ米国3.3%
オートデスク米国 3.3%
シスコシステムズ米国3.0%

組み入れ銘柄数は62。決済回りのVISAとペイパル、通信インフラのシスコ、ホームセンターのホームデポとロウズ等の銘柄が並びます。日本の銘柄も組み入れられているようですが、トヨタ・NTTなのかその他の銘柄なのかは不明です。

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パフォーマンス

基準価額推移

設定来、基準価額は2021年10月15日時点で、10,202円。

設定から間もないため、大きな上昇とはなっていません。

まとめ

スマートシティは、いったい何をやるのか?不透明な部分が多いと思われます。しばらくはハイテク銘柄が優位でしょうが、そうなるとQQQを買っておいたほうがいいようなきがします。

スマートシティがトレンドになるかどうかの判断はこれからでしょう。

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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