【初くん】よくわかる投資入門ファンド(日本)

ダイヤモンドZaiにて、直近好調だったファンド・注目のファンドが紹介されていたので、少し調べてみました。

今回は、よくわかる投資入門ファンド(日本)(愛称:初くん)をご紹介いたします。

よくわかる投資入門ファンド(日本)(愛称:初くん) とは

よくわかる投資入門ファンド(日本)(以下、初くん)は明治安田アセットマネジメントが運用を行うアクティブファンドです。

投資コンセプトは下記の通りです。

  • TOPIXをベンチマークとし、これを中・長期的に上回る運用成果を上げることを目標に運用を行う

明治安田アセットマネジメントが提供する、投資初心者向けの商品です。特設サイトでは投資入門ページが公開されています。

所謂初心者向けの投信といえるでしょう。

2022年3月19日より、ファンド名を「明治安田セレクト日本株式ファンド(愛称:初くん)」に変更する予定です。

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基本情報

設定日2000年12月27日
償還日無期限
購入時手数料最大3.3%(税込) 
※証券会社によって異なる。ネット証券は無料
信託財産留保額なし
管理費用
(含む信託報酬)
年率1.98%(税込)
※2022年3月19日より 1.375%(税込)
分配金年1回(12月)

基本情報は上記の通りとなります。アクティブファンドですが、管理費費用は 1.98%と非常に高め。2022年3月より1.375%に引き下げ予定です。

構成銘柄

月次レポート・目論見書を拝見

公式サイト・証券会社の銘柄紹介で閲覧することの出来る、月次レポート・目論見書・運用報告書を元に、どのような運用方針でどんな銘柄に投資しているかを確認します。

月次レポートは、前月末の情報であり、リアルタイムな情報ではありませんが、長期投資と言う目線で考えればクリティカルな問題にはならないと考えます。

構成銘柄上位10位については下記の通りです。(2022年1月末時点)

銘柄名業種比率(%)
FRONTEOサービス業5.4
MTGその他製品2.5
アイシン輸送用機器1.7
丸紅卸売業 1.6
江崎グリコ食料品1.6
ミネベアミツミ電気機器1.5
シード精密機器1.5
日野自動車輸送用機器1.5
IDOM卸売業1.4
三菱自動車工業輸送用機器1.3

構成銘柄は約107銘柄。TOPIXがベンチマークですが、 FRONTEO、MTGとマザーズ銘柄が上位。年初来からマザーズ銘柄は売られに売られ、実力から比較して安すぎるとの判断だと思われます。

その他、丸紅、日野自動車、三菱自動車とバリュー銘柄が多い印象です。

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パフォーマンス

基準価額推移

設定来、基準価額は2022年2月18日時点で、15,097円(配当金再投資込み 16,116円)

コロナショック後の株価急上昇の波に乗りました。

ただ、純資産が8億円を切るなど資金流出が止まりません。

過去のパフォーマンス

2022年2月末時点の情報です。

期間騰落率(分配金込み)
半年前から-1.32%
1年前から+21.56%
設定来+74.04%

設定来からみると、+74.04%です。

直近1年間の成績は好調ですが、長いスパンで見るとそうでもないです。管理費用が値下がりとなる今後に期待しましょう。

まとめ

こんな投信があるとは知りませんでした。初心者向けとはいえ、管理費用が高すぎるのであまりおススメではありません。(2022年3月に大幅値下げ予定)

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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