2867 グローバルX 自動運転&EV ETF【東証ETF】

気づいたときしれっと上場されているグローバルXの東証上場ETF。2022年9月に3銘柄上場したばかりですが、2022年11月8日に新たにさらに2銘柄上場されることがわかりました。その中で面白そうだと思ったのが2867 グローバルX 自動運転&EV ETFです。

あれっ??なんか聞いたことあるETFだなと思ったところ、以前ご紹介した DRIVグローバルX 自動運転&EV ETF とほぼ同様の内容のようです。

今回は、2867 グローバルX 自動運転&EV ETFについてご紹介いたします。

2867 グローバルX 自動運転&EV ETF とは

DRIV グローバルX 自動運転&EV ETFは、自動運転技術、EV、EVに使用される部品および材料の開発に携わる企業に投資を行うSolactive Autonomous & Electric Vehicles Index(円換算)のパフォーマンスへの連動を目指す東証上場のETFです。自動運転のソフトウェアやハードウェアの開発に携わる企業、EV、リチウム電池などのEVに使用される部品、リチウムやコバルトなどのEVに使用される重要な材料を生産する企業などが含まれます。

米国上場の DRIVグローバルX 自動運転&EV ETF と連動する指数は同じですが、 2867 グローバルX 自動運転&EV ETF の場合は円換算での指数となります。

ここ1~2年で急速にEVシフトが進む自動車業界。この分野では欧州が先行しており、実際に2020年から2021年のEV世界販売台数は約2倍となっており、飛躍的に普及が進んでいます。

車体価格のキーとなるリチウムイオンバッテリーの価格も下落が進み、2024年ごろにはガソリン車並の水準にまで安くなる見込みです。

米バイデン政権もEVシフトを後押しするための補助金政策を発表しました。

また、EVばかりに目が向きがちですが、自動運転の欧州が先行しており、カメラ技術・AI技術に強みを持つ企業にも注目が集まります。

急速にEVシフトの進む世界情勢に出遅れまいと、日本もトヨタを中心に巻き返しを狙っているところです。あとはガソリンスタンドに変わる電気充電スタンドの普及次第で、世界は変わるのではないかと考えられています。

運営会社 グローバルXとは

グローバルX は2008年創業のETFに特化した運用会社で、ニューヨークを拠点としています。世界の潮流への投資を目的としたテーマ型ETFと、安定した分配金獲得のためのインカム型ETFなどを提供しています。特定のテーマに沿った特化型のETFを多く提供しています。

日本の東証に上場するETFも増えてきています。

基本情報

設定日2022年11月8日
配当月3月,9月
配当利回り不明
経費率0.704%

基本情報は上記の通りとなります。配当は年2回あります。経費率は0.704%とETFにしてはそこそこ高めですが、本家の経費率0.68とほぼ変わらず。

構成銘柄

2022年10月30日時点では構成銘柄が明らかになっていませんが、本家DRIVの構成銘柄は下記の通り。

業種、国別の内訳は下記の通り

業種別で見ると、自動車メーカーが多く含まれる一般消費財がトップ。次点はITセクターです。

組み入れ上位10銘柄の比率は下記となっております。(2022年9月時点)

ティッカー銘柄名構成比率(%)
AAPLAPPLE INC3.04
TSLATESLA INC2.90
MSFTMICROSOFT CORP2.74
NVDANVIDIA CORP2.66
7203トヨタ2.66
QCOMQUALCOMM INC2.59
GOOGLALPHABET INC-CL A2.53
HONHONEYWELL INTL2.33
PLS AUPILBARA MINERALS LTD2.16
INTCINTEL CORP2.15

構成銘柄は約30銘柄。トップは自動運転EV開発中との噂のアップル。次点にテスラ。上位を見るとNASDAQとほとんど変わりありませんが、我らが日本の総大将トヨタが健闘。全体的にIT銘柄が大目です。

パフォーマンス

円換算の指数パフォーマンスは下記の通りです。

直近は調整中ですが2020年コロナショック後から、急騰しています。

まとめ

今後自動車開発は、自動運転技術の発達・EV車へシフトしていくため、これらの関連技術を持つ銘柄は当面成長していくものと思われます。

円安で米国投資に躊躇している方でも東証ETFに円で投資できるのも面白いです。

興味のある方は少額から。

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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