【ぽちたま】東京海上・グローバルペット関連株式ファンド

最近、Yahooでニュースを見ているとやたらと表示されるファンドの広告があります。

「GAFAに匹敵する成長銘柄も。ペット関連ぽちたま」

ペット関連と言うと、ゾエティスが好調なくらいしか思い浮かびませんが、実はペット市場そのものが成長市場であることがわかりました。

今回、東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(愛称:ぽちたま)についてご紹介いたします。

東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(愛称:ぽちたま) とは

東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(愛称:ぽちたま)は東京海上アセットマネジメントが運用を行うアクティブファンドです。

投資コンセプトは下記の通りです。

  • 日本を含む世界の株式の中から、ペット関連企業の株式に投資
  • 東京海上アセットマネジメントの個別企業リサーチをもとに、銘柄選択・投資配分を決定し、ポートフォリオを構築

ペット関連市場というと、ぴんとこない方も多いと思います。しかし実はかなりの高成長を続ける至上でもあります。実際ペット保険市場は年平均20%程度で拡大を続けています。

新興国、特に中国においては人口増・経済成長も相まってペット需要が拡大し続けており、2021年時点で2007年比約10倍に市場規模が拡大しています。

後述しますが、構成銘柄にGAFAMのようなハイテク銘柄は含まれておらず、併せ持ちをすることでリスク分散効果が期待できます。

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基本情報

設定日2017年6月30日
償還日2027年10月12日
購入時手数料最大3.3%(税込) 
※証券会社によって異なる。ネット証券は無料
信託財産留保額なし
管理費用
(含む信託報酬)
年率1.683%(税込)
分配金年4回(1月,4月,7月,10月)

基本情報は上記の通りとなります。アクティブファンドですので、管理費費用は1.683%と高めですが、信託財産留保額はありません。

分配金は最大で年4回あります。

構成銘柄

月次レポート・目論見書を拝見

公式サイト・証券会社の銘柄紹介で閲覧することの出来る、月次レポート・目論見書・運用報告書を元に、どのような運用方針でどんな銘柄に投資しているかを確認します。

月次レポートは、前月末の情報であり、リアルタイムな情報ではありませんが、長期投資と言う目線で考えればクリティカルな問題にはならないと考えます。

構成銘柄上位10位については下記の通りです。(2021年3月末時点)

銘柄名業種比率
ZOETIS INCヘルスケア6.3%
IDEXX LABORATORIES INCヘルスケア5.3%
TRACTOR SUPPLY COMPANY一般消費財・サービス4.8%
MUSTI GROUP OYJ一般消費財・サービス4.3%
FRESHPET INC生活必需品4.2%
COLGATE-PALMOLIVE CO生活必需品4.1%
PETCO HEALTH AND WELLNESS CO一般消費財・サービス3.9%
NEOGEN CORPヘルスケア3.9%
アニコム ホールディングス金融3.8%
NESTLE SA-REGISTERED生活必需品3.8%

組入れ銘柄は37。大方の予想通り、ゾエティスが組入れ比率1位。

ペット関連ヘルスケア、保険、ペットフードなどの関連企業が上位を占めます。

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パフォーマンス

基準価額推移

設定来、基準価額は2021年10月22日時点で、11,149円(配当金再投資ベース22,005円)
モーニングスターアワード ファンドオブザイヤー 2018 国際株式型部門優秀ファンド賞受賞歴もあります。

過去のパフォーマンス

2021年10月末時点の情報です。

期間騰落率(分配金込み)
6ヶ月前から+11.20%
1年前から+36.64%
3年前から+93.18%
設定来+120.05%

設定来からみると、+120.05%です。

2018年はマイナスとなりましたが、それ以外はプラスリターンとなっています。

まとめ

いままでゾエティスがなぜ伸びているか理解が出来なかったのですが、ペット市場そのものが拡大しているためでした。ペット市場が拡大している中国で変な動きが出なければ、世界の経済発展に比例して今後も伸び続けていく面白い市場だと思います。

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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