UBS次世代テクノロジー・ファンド【好成績投信の中身を拝見】

久々に個人的に好きなIT銘柄を集めたファンドのご紹介です。

IT銘柄を集めたファンドは多数存在しますが、2021年好調なファンドを見ていこうと思います。

今回はデジタル・トランスフォーメーション株式ファンド(愛称:ゼロコンタクト)についてご紹介いたします。

UBS次世代テクノロジー・ファンド

UBS次世代テクノロジー・ファンドはUBSアセット・マネジメントが運用を行うアクティブファンドです。

投資コンセプトは下記の通りです。

  • 世界の次世代テクノロジーに関連する企業の株式を主要投資対象として信託財産の中長期的な成長を目指す
  • 次世代テクノロジー関連銘柄の中から、技術力や商品開発力を背景に高い成長が見込まれる銘柄を選定

「次世代テクノロジー」は未来社会を創造するために不可欠な最先端技術ですが、それぞれの技術は、互いに独立しているわけではありません。最先端の「宇宙テクノロジー」は、他の次世代テクノロジーへ応用されている可能性があります。

次世代テクノロジー
  • 情報テクノロジー
  • 医療テクノロジー
  • 環境テクノロジー
  • 宇宙テクノロジー
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基本情報

設定日2009年10月23日
償還日2024年10月23日
購入時手数料最大3.3%(税込) 
※証券会社によって異なる。ネット証券は無料
信託財産留保額なし
管理費用
(含む信託報酬)
年率1.837%(税込)
分配金年2回(4月、10月)

基本情報は上記の通りとなります。アクティブファンドですので、管理費用1.837%と高め。

2009年設定で、償還予定日の2024年まであと3年ほどとなっています。

構成銘柄

月次レポート・目論見書を拝見

公式サイト・証券会社の銘柄紹介で閲覧することの出来る、月次レポート・目論見書・運用報告書を元に、どのような運用方針でどんな銘柄に投資しているかを確認します。

月次レポートは、前月末の情報であり、リアルタイムな情報ではありませんが、長期投資と言う目線で考えればクリティカルな問題にはならないと考えます。

2021年5月末時点での構成銘柄上位10位については下記の通りです。(2021年5月末時点)

銘柄名テーマ比率
マイクロソフト情報テクノロジー9.24%
ビザ情報テクノロジー6.12%
マスターカード情報テクノロジー5.33%
マイクロン・テクノロジー情報テクノロジー5.31%
ウェスタン・デジタル情報テクノロジー5.06%
セールスフォース情報テクノロジー4.54%
アマゾン情報テクノロジー4.36%
ユービーアイソフト・エンターテインメント情報テクノロジー3.96%
インフィニオン・テクノロジーズ情報テクノロジー3.84%
NXPセミコンダクターズ情報テクノロジー2.78%

構成銘柄は33銘柄。ほぼ情報テクノロジー(笑)。実際87%を情報テクノロジーが占めるようです。NASDAQ100を見ているかのような構成ですが、ユービーアイソフト・エンターテインメントなど一部欧州の銘柄が組入れられています。

月次レポートでは、構成上位銘柄について一言紹介コメントが掲載されています。

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パフォーマンス

基準価額推移

設定来、基準価額は2021年6月24日時点で、18,757円。(分配金再投資分こみで35,257円)

コロナショック等で下落はしているものの、すぐに回復して順調に右肩上がり。

過去のパフォーマンス

2021年3月末時点の情報です。

期間騰落率(分配金込み)
6ヶ月前から+21.8%
1年前から+59.6%
3年前から+93.7%
設定来+572.8%

設定来からみると、+572.8%です。(配当金再投資込み)

分配金が途絶えることもありましたが、2017年4月以来は安定して分配金1,000円を出し続けており、設定来のリターンは572%を超えています。残り3年の償還予定日までどこまでリターンを出し続けられるか。

まとめ

今後も次世代テクノロジーと言うと情報テクノロジーが中心となるでしょう。そうなるとNASDAQ100連動のファンド・ETFを買っておけばいいということになりますが。

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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