
SBIアセットマネジメントから新商品を5本設定するとのお知らせがありました。
すでに発売されていている
SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド
SBI・i シェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンド
SBI・i シェアーズ・米国投資適格社債(1-5 年)インデックス・ファンド
SBI・i シェアーズ・米国ハイイールド債券インデックス・ファンド
上記の4ファンドの、3ヶ月に1回分配金がもらえる年4回決算型ファンドが発表されたことに加えて、SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)が同時に設定されてることがわかりました。
名前のとおり欧州の高配当株式に投資するファンド。オルカンや米国株式が人気の日本ではあまりなじみのない欧州型ファンドですが、調べてみると以外にも投資したくなるような銘柄が揃っています。
今回は、SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)(愛称:SBI欧州シリーズ)をご紹介いたします。
SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型) とは
SBI欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)(愛称:SBI欧州シリーズ ) は SBIアセットマネジメント が運用を行うアクティブファンドです。
2023年11月設定の「SBI日本国債(分配)ファンド(年4回決算型)」、12月設定の「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」「SBI日本シリーズ」に続く低コストアクティブファンドとなります。
株式への投資にあたっては、配当利回りに着目し、高水準のインカムゲインと中長期的な値上がり益の獲得によるトータル・リターンの追求を目指します。ポートフォリオの平均配当利回りが市場平均を上回るように銘柄の選定、投資比率の決定を行うことを基本とします。
投資銘柄は約30ほどになる模様。
ルイヴィトンなんかは利回りが低いですが、実は欧州株も配当利回りの高い銘柄が多く存在します。詳細は後述します。
基本情報
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
管理費用 (含む信託報酬) | 年率0.099%(税込) |
基本情報は上記の通りです。信託報酬はアクティブファンドとしては破格の0.099%。 SBI日本国債(分配)ファンド(年4回決算型)、 SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型) と同じです。
毎年1月、4月、7月、10月の年4回の決算時に分配金を支払うことを目指します。
現段階ではSBI証券でのみの販売。
指定インデックスではないのでNISAつみたて投資枠では購入できませんが、レバレッジ型・毎月分配ではないので成長投資枠での購入は出来るものと思われます。
構成銘柄
新規設定のアクティブファンドなので詳細は未定ですが、SBIグローバルアセットマネジメント& ウェルスアドバイザー社長の朝倉氏のツィートにて投資予定ポートフォリオの予定銘柄の発表がありました。
bあ銘柄名 | 国・地域 | 配当利回り |
---|---|---|
ネスレ | スイス | 3.03% |
ミシュラン | フランス | 3.86% |
アリアンツ | ドイツ | 4.70% |
メルセデスベンツ | ドイツ | 8.24% |
BMW | ドイツ | 8.41% |
アクサ | フランス | 5.74% |
HSBC | 英国 | 6.89% |
ボーダフォン | 英国 | 11.25% |
この中で最強の銘柄はネスレでしょう。世界最大の食品・飲料会社で株価・業績は右肩上がり。また、昔の携帯でお世話になった方も多いであろうボーダフォンは利回りは高いものの最近業績が余りよくないので注意が必要。
まとめ
高配当投信が増えてきました。高配当というと米国株が浮かびますが欧州にも魅力的な銘柄が沢山あります。朝倉氏のツィートの通り、日本ではあまり欧州株に人気がない状況ですが、選択肢が増えるのはいいことです。いっそのこと全世界型の高配当ファンドを作ればいいのに。
※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。