【書評】1%の努力

最近フランスからのリモートでのテレビ出演が目立つ、ひろゆき氏。書店でもネットでも売れているみたいなので購入。Yahooニュースでも頻繁に記事が紹介されています。

概要

自分にとっての大きな岩

自分のとって一番大事なものの、優先順位を決めておく。ひろゆき氏の場合は「睡眠」。

ニーズと価値

好きなことは仕事にしない、出来ることを仕事にする。

どんなに自分がいいと思ってもニーズがないとビジネスとして成立しない。社会に必要とされるかどうか。

最後に勝つには

優秀な人が勝つのではない、社会でお金になるかどうか。

トップが下を殺しうる

東芝のように、現場レベルでどんなに優秀な技術者が揃っていたとしても、経営者が判断を誤ると会社は傾く。

逆に言うと、トップがしっかりしていると現場はテキトーでもうまくいく。

私見ですが、トップがしっかりして仕組みがある→優秀な社員は必要ない。トップは無能→現場が工夫しているので有能な社員が多い(反面退職などでスキルが蓄積されない)

頑張りを人に押し付けない

好きでやっていて、なおかつその仕事の適正がある人には絶対に勝てない。自分が出来るからといって他人に同じ成果を求めるのは止めよう。努力すれば何でも出来るというのは、怪しげな研修会社の謳い文句、もしくはただのパワハラです。

所感

以前読んだひろゆき氏の本でも思ったことですが、この人は2ちゃんねるで成功していなかったら、ただのぐうたらなおじさんです。

要領がいいというか、何というかうらやましい限りですが、本のタイトル通り、最後に勝つためには100%ではなく1%の努力というところでしょうか。

若いときは目の前のことを我武者羅にこなすだけでも、成果は出るかもしれませんが、「発信者」のいいなり・やりがい搾取にならないこと。

自分で主導権を握るには、どのポジションでどのような振る舞いを行うことで成果を出すことが出来るか。それが最小限の動きかつ最大限の成果が出せる場所であればベスト。しっかりと自己分析を行う必要がありますし、調べればわかることは調べればいいと思います。

最近、業務の向き不向きで悩むことが多いので、いかに最小限の努力で乗り切れるかを考えたいと思います。

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