【ファンド大賞受賞】ファンド“メガ・テック”【好成績投信の中身を拝見】

人気の投信の中身を覗いてみようシリーズ、回し者でも何でもありませんがしつこいくらいにアセットマネジメントOneが運用する商品のご紹介です。

いろいろ投信を見てきましたが、何を判断基準にして良いのかわからないかと思います。そんなときには素直に、受賞歴のあるファンドを選べばいいです。今回見つけた、ファンド“メガ・テック”はR&Iファンド大賞2021 国内株式グロース部門 最優秀ファンド賞、第6回楽天証券ファンドアワード国内株式部門アクティブファンド 最優秀ファンド賞のダブル受賞と2020年のグロース株市場でもっとも勢いのある投信です。

今回はアセットマネジメントOneが運用する、ファンド“メガ・テック”についてご紹介いたします。

ファンド“メガ・テック”とは

ファンド“メガ・テック”(以下メガ・テック)はアセットマネジメントOneが運用するアクティブファンドです。

投資コンセプトは下記の通りです。

  • 国内外の株式に投資。
  • 今後の高い成長が期待できる産業を選定し、その産業の中から特に優れたテクノロジー(技術力)を有し、競争優位を保持できる企業に投資。
  • 銘柄の選択および運用にあたっては、マクロ・アプローチとボトムアップ・アプローチを組み合わせる。
マクロ・アプローチ

国内外の産業動向や経済状況に着目して、投資環境、投資対象銘柄の価値を見極める投資手法の一つ

ボトムアップ・アプローチ

企業訪問、分析を元に投資価値を見極める、個別銘柄に主眼を置いた投資手法の一つ

何とこちらの投信の運用担当も、厳選ジャパン・眼力と同じ関口氏

今後高い成長が期待できる産業とありますが、当面は「情報通信業」に着目するとのことです。

以下は、R&Iファンド大賞2021受賞における関口氏のコメントです。

新型コロナウイルスの感染拡大により、日本社会のIT化スピードは速まると考えています。データ通信量の増大を支える半導体関連企業や通信インフラ企業、データの活用に関連するIoTやAI、ITサービスに関連する企業などに注目しています。

R&Iファンド大賞受賞コメント
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基本情報

設定日1999年12月26日
償還日無制限
購入時手数料最大3.3%(税込) 
※証券会社によって異なる。ネット証券は無料
信託財産留保額0.3%
管理費用
(含む信託報酬)
年率1.65%(税込)
分配金年二回(6月、12月)

基本情報は上記の通りとなります。アクティブファンドだけあって、管理費用は1.65%と高額で信託財産留保額も0.3%。分配金は年二回あります。

実は1999年に設定され、20年以上運用されている歴史のあるファンド。ITバブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災、コロナショックと数々の危機があり、基準価額が下がり続けた時期もありましたが、良く繰り上げ償還されること無く生き残ってきたなと言うのが感想です。担当の関口氏がいつから運用担当となったのか定かではありませんが、関口氏の功績が大きいものと勝手に予想します。

構成銘柄

月次レポート・目論見書を拝見

公式サイト・証券会社の銘柄紹介で閲覧することの出来る、月次レポート・目論見書・運用報告書を元に、どのような運用方針でどんな銘柄に投資しているかを確認します。

月次レポートは、前月末の情報であり、リアルタイムな情報ではありませんが、長期投資と言う目線で考えればクリティカルな問題にはならないと考えます。

組み入れ銘柄総数は74銘柄。構成銘柄上位10位については下記の通りです。(2021年3月末時点)

銘柄名比率
東京エレクトロン3.5%
ソニー3.0%
サイバーエージェント2.8%
日本電気2.7%
Sansan2.4%
ディスコ2.4%
トプコン2.3%
キーエンス2.3%
住友電気工業2.3%
富士電機2.3%

月次レポートでは組み入れ上位30位までの記載がありますので、詳しくはそちらをご覧ください。

構成銘柄については、ファンドマネージャーが同じであることと、情報通信業に着目している特徴からどうしても似たような銘柄となってしまうのは残念ですが、面白そうな銘柄もいくつかあります。

気になる銘柄は下記銘柄。

サイバーエージェント

近年は減益傾向が続いていましたが、アニメ・スマホゲームのウマ娘が驚異的なヒットを記録。2021年9月期決算見通しを大幅上方修正してきました。大赤字のABEMA TVへの投資は続けるとのことです。

業種比率
情報通信業36.6%
電気機器32.7%
機械12.0%
サービス業8.6%
精密機器5.5%
非鉄金属2.4%
化学1.3%
不動産業1.0%

運用方針の通り、業種別では情報通信業が36.6%、電気機器が32.7%、機械が12%でこれらの業種だけでも約80%を占めます。

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パフォーマンス

基準価額推移

設定当初は大きな人気を集めましたが、日本経済の低迷に比例するかのように下落。繰り上げ償還基準の30億に迫りながらも持ちこたえ、基準価額は2021年4月30日時点で、12,289円(分配金込みで13,441円)。純資産額は88.5億円となっております。

過去のパフォーマンス

2021年3月末時点の情報です。

期間騰落率(分配金込み)
1年前から+54.97%
3年前から+66.96%
5年前から+144.81%
10年前から+291.99%
設定来

設定来に人気を集めた後下落していますので、あまり長い期間で比較しても参考になりませんが、直近1年間では+54%とほぼ倍になっています。コロナ後も情報通信業は発展が見込めますので、期待しましょう。

まとめ

直近成績がよく、賞を受賞し、商品名だけを見たら最近設定された投信かと思いきや実は20年以上前から運用されている歴史のあるファンドでした。

アセットマネジメントOneの投資信託商品はいったんこれで終わり。次回からは別の運用会社の商品を調べて記事にしていきます。

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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