書店で売れ筋トップ10に入ってたため、思わずジャケ買いしてしまった本です。アメリカのAmazonにて2017年のノンフィクション部門1位の売上を達成し累計200万本を超える大ヒット。
著者のマーク・マンソンさんはデート指南を行う人気ブロガーのようです。
概要
ポジティブ思考は役に立たないことがある
ポジティブな経験を求めることはそれ自体がネガティブな経験である。
ネガティブな経験を受け入れることはそれ自体がポジティブな経験である。
たとえばお金持ちになりたいと願い努力すればするするほど現状に悲観して惨めな思いをする。
自分を信じすぎてはいけない
自分と感情を同一視しすぎる人がいる。「自分がそう感じる」というだけですべてを正当化する人。
特権意識
自分は特別。だから人より優れていなければならない。逆に自分は劣っているから何を言っても良いんだという都合のよい解釈。
人が何かで優秀になれるのは、自分が優秀ではないと認識できているから。
選択
自分の身に降りかかることはコントロールできない。でもどのように解釈するかはコントロールできる。
思い込み
人間の思い込みは影響を受けやすく、また記憶は恐ろしいほど当てにならない。
韓国の慰安婦問題も同様の側面があるのでしょうか???
所感
元が洋書で訳してある本なので、不自然な訳があることを差し引いても、あまりまとまりが無く結論が何かはよくわかりません(笑)本棚には残らずそのままブックオフ行きでしょう。図書館でのレンタルで十分なレベルです。
自分なりに解釈すると、自分と向き合い、ポジティブなこともネガティブなことも自分ごととして受け入れるということでしょうか。どうしてもネガティブな事象というのは受け入れがたく、批判することで正当化したり、別のポジティブな事柄で上書きしてしてしまいがちですが、現状を受け止めることで成長できる。そういうイメージでしょうか。
情報があふれている現代では何が「正しい」のかわかりません。思い込みかなと思ったら、疑ってみて自分に正直に進んでいきたいものです。