今回も前号の振り返りは無しです。もうまともに振り返りを行う気力もありません。
ということで今回も振り返りのないまま、最新号となる2023年秋号を一通り読破した感想とピックアップ銘柄のご紹介です。
全体的な印象
好調な業種は?
業種全体で見たときには、これといって好調な業種は見当たりませんでしたが、強いて言うならば円安メリット半導体不足からの復活を目指す自動車関連(特にトヨタ系)が好調なようです。
イマイチな業種は?
円安がデメリットとなる化学系は大幅ブレーキか?
銘柄ピックアップ
今回銘柄をピックアップした基準は下記の通りです。
時価総額300億円以下(例外あり)- 業績右肩上がり(増益見込み)
- 現在の株価30万円以下 高すぎて買えないものには手を出さない
優待、利回りはあまり考慮しない。(出来れば利回り2%以上)- PERは15以下、特にPER高値平均を下回っていること。(EPS100円以上あれば尚よし)
- 一日の出来高が少なすぎないこと
一通りピックアップした後、一日の出来高が少ない銘柄を除外はこれまでどおり。
割安株が少なくなってきたので、PBRが一倍を割れているか、そこそこ配当を出すかに着目。
今回気になった銘柄
なんと3つとも自動車関連銘柄となりました。
3501 住江織物
実はこっそり行っていた日経IRジャパンツアー出展企業。
国会の赤じゅうたんを納入する会社。
自動車や鉄道のシートを納入。何とレクサスのシートに使われている模様。高配当銘柄。
4249 森六ホールディングス
真夏のシンデレラのヒロイン(森七菜)ではありません。
樹脂加工品と化学品商材に2本立てで自動車向けがメイン。初めてトヨタに納入。23年3月期は大幅減益だったものの急回復が見込まれます。
5157 フコク
実は以前に何度もピックアップ済みで、久々にピックアップ。
ワイパーやブレーキなど自動車向けゴム製品大手。EVになってもワイパーは必要。
前号から引き続き注目
ロクに振り返りもしていませんが、前号から引き続き注目の銘柄は下記の通りです。
4093 東邦アセチレン
産業用のガス製造がメイン。業績は堅調で前回・前々回から引き続き注目。
累進配当施策を掲げている隠れ高配当銘柄。
6141 DMG森精機
NC旋盤・マシニングセンタ等工作機械最大手。ダイヤモンドZaiは中国が不安だから弱気と書いてありましたが、DMG森精機の海外主要市場は欧州です。
まとめ
円安と生産回復で利益が出ることがわかりきっている自動車関連が好調に思えました。素直に波に乗るのが正解のような気がします。