4482 ウィルズ【テンバガー候補】【売られすぎ】

引き続き好業績にもかかわらず売られ続けている銘柄がいくつかあるのでご紹介していきたいと思います。

上場からあまり日が経っておらず、テンバガー候補といわれるウィルズです。例によって好決算にもかかわらず売られています。

今回は 4482 ウィルズをご紹介いたします。

4482 ウィルズとは

会社概要

wikipediaのページが存在しないためコーポレートサイトからの抜粋です。

2004年10月に設立。

事業内容については、ざっくりというと上場企業と個人・機関投資家をクラウド上でつなぎ双方向の情報取得・交換を行う、株主管理プラットフォーム事業を展開しています。主なサービスとしては下記があります。

• プレミアム優待倶楽部、及びプレミアム優待倶楽部PORTALの運営
• IR-naviの運営
• ESGソリューション（統合報告書・アニュアルレポート等の企画・制作）

プレミアム優待倶楽部は株主会員専用サイトのことで、導入企業からもらった優待（ポイント）を優待品に交換ができます。株主優待というと各々の企業が優待商品を設定しますが、プレミアム優待倶楽部にお任せする会社も多くなってきました。優待で手に入れたポイントは、他社のポイントと合算ができるので、ポイントを貯めて一気に高額商品と交換するといった使い方も出来ます。

「IR–navi」とは、国内外の機関投資家による上場企業約3,700社の株式保有状況を調べることができるクラウドサービスです。 また、国内約4,000名、海外約100,000名のアナリストやファンドマネージャーのデータベースも備えており、世界中の機関投資家にIR情報を瞬時に配信できるツールになっています。

ESGソリューションはESG投資の世界的な拡大を背景に、レポート・ウェブサイトの制作、専門的なESG開示支援および組織の課題・リスクの抽出等の効果的なESG開示を支援しています。

2019年12月に東証マザーズに上場。

コロナショックの逆風の中、順調に業績を伸ばしています。

特に、プレミアム優待倶楽部とIR–naviは契約期間中は継続して収益の見込めるストックビジネスですので、契約社数の伸びに応じて安定した収益が期待できます。

業績

株価チャート

それでは早速、株価と業績を見ていきましょう。

2019年12月東証マザーズ上場。

コロナショックで一時は値を下げるものの、堅調に推移。株式市場全体が堅調に推移する中で2021年に入って年初来高値1,945円をつけたあとは、決算後に急落。1月19日の上方修正後にもいったん材料出尽くしで急落していますが、こちらの銘柄も市場予想に対してやや保守的な通期予想のためかと考えられます。

過去5年業績

プレミアム優待倶楽部は、新型コロナウイルスを背景とした解約影響もありながら、解約社数を新規獲得社数が上回りました。プレミアム優待倶楽部、IR-Naviともに順調に顧客数を増やしています。

前述しましたが、プレミアム優待倶楽部、IR-Naviはストックビジネスですので解約さえなければ安定的な収益が見込めます。

2021年度はネットマイルの買収で売上増を見込みますが、のれん代の影響もあり営業利益は微増の見込みです。

配当

配当は無配の予定です。

株主優待

株主優待は下記の通りです。2020年10月に自社サービスの｢プレミアム優待倶楽部」株主優待親切を発表しました。

まとめ

• 慎重な業績予想で急落
• ストックビジネスで安定

今回ご紹介した銘柄も市場予想に対して慎重予想で急落中です。コロナ後の企業業績次第では、株主優待を新設もしくはプレミアム優待倶楽部に切り替えてくる企業も増えてくる可能性があります。今後の成長に期待です。

あくまでも投資は自己判断でお願いします。