インド株インデックスファンドの設定が続いています。
先日 SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド が設定されるとの記事を投稿したばかりですが、実はそれよりも先に提供が開始されるファンドが漏れていました。
2023年8月29日にauAM Nifty50インド株ファンドが設定されます。その名の通り、auアセットマネジメントが提供するNifty50指数に連動するファンドです。
詳細を見ていきます。
auAM Nifty50インド株ファンドとは
auAM Nifty50インド株ファンドとはauアセットマネジメント が運用を行うインデックスファンドです。
NSE Indices Limitedが算出しているインド国立証券取引所に上場している50銘柄から構成される時価総額加重平均型の株価指数 Nifty50指数への連動を目指します。
基本情報
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
管理費用 (含む信託報酬) | 年率0.297%程度 |
基本情報は上記の通りです。信託報酬は0.539%。 0.297% (2024年4月26日改定)
同じくNifty50指数に連動する iFreeNEXT インド株インデックスの経費率0.781%を大きく下回ってきました。 Nifty50指数に連動するインデックスファンドとしては最安値。
為替ヘッジなし。
現段階ではSBI証券でのみの販売。
構成銘柄
構成銘柄上位については下記の通りとなります。
銘柄 | 業種 |
---|---|
RELIANCE | エネルギー |
TATA CONSULTANCY S | テクノロジー |
HDFC BANK | 金融 |
INFOSYS | テクノロジー |
ICICI BANK | 金融 |
HINDUSTAN UNILEVER | 非耐久消費財 |
HOUSING DEVEL FIN | 金融 |
ITC LTD | 非耐久消費財 |
STATE BK OF INDIA | 金融 |
BHARTI AIRTEL LTD | 通信 |
S&P BSE SENSEXインデックスと被る銘柄もありますが、新興国と言うこともあって金融銘柄が大印象です。
類似商品との比較
インド株に関するファンドが増えてきたので、他の類似商品と比較してみます。
ファンド名 | 連動指数/アクティブ | 管理費用(税込) | 純資産(2023年8月時点) |
---|---|---|---|
auAM Nifty50インド株ファンド | Nifty50指数 | 0.539% | – |
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド | S&P BSE SENSEXインデックス | 0.4638% | – |
iFreeNEXT インド株インデックス | Nifty50指数 | 0.781% | 286億円 |
参考) 1678 NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信 | Nifty50指数 | 1.045% | 381.7億円 |
管理費用最安値は SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド で変わらず。
Nifty50指数に連動するファンドとしては純資産を順調に増やしているiFreeNEXT インド株インデックスよりもさらに安い管理費用の auAM Nifty50インド株ファンドが登場したことでインド株インデックスファンドの選択肢が一気に増えました。
年末に後出しで激安のe MAXIS Slim ~のシリーズなどが出てきて一気に活性化すると面白いです。
まとめ
インド株のインデックスファンドも増えてきました。これからは中国よりもインドと言うことでしょうか。他にも安いインデックスファンドが沢山出てきて欲しいものです。
※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。