【+αインドネシア】イーストスプリング・インドネシア株式

インド株式が増えてきたので、以前ご紹介したイーストスプリング・インド・コア株式ファンドを再確認してみようと調べていたら、いつの間にか+αシリーズにインドネシアが追加されていました。確かにインドネシアは人口も多く今後の成長発展が期待される国・地域なので面白そうだと思い、詳しく調べてみました。

今回は、イーストスプリング・インドネシア株式ファンド(愛称:+αインドネシア)についてご紹介いたします。

イーストスプリング・インドネシア株式ファンド(+αインドネシア)は

イーストスプリング・インドネシア ファンド(以下、+αインドネシア)はイーストスプリング・インベストメンツ株式会社が運用を行うアクティブファンドです。

投資コンセプトは下記の通りです。

  • インドネシアの株式を投資対象とする投資信託証券に投資を行う

インドネシアで設立または上場している企業、インドネシアにおいて主に事業展開を行っている企業の株式を主要投資対象とします。

インドネシアは、インド・中国・米国に次ぐ世界第四位の人口(2023年時点2.7億人)を誇り、2050年には日本を上回る世界四位の経済規模に発展することが予想されています。

インドネシアは若年層の比率が多く、GDPにおける約50%が個人消費による内需が活性。また、豊富な天然資源を有しており、資源輸出によって経済を牽引。特にEVのバッテリー(電池)に使用するニッケルの埋蔵量・生産量は世界第1位となっており、今後の更なる発展が予想されます。外需だけでなく、内需も半数ほどあり非常にバランスが良いといえます。

+αシリーズとは

イーストスプリングが運用するオンライン専用・低コストアクティブファンドシリーズ。

「市場平均を上回る好パフォーマンス」かつ「業界最低水準の 運用管理費用」が魅力の新しいコンセプトのシリーズで今後もラインナップを拡大していく予定です。

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基本情報

設定日2023年7月31日
償還日無期限
購入時手数料なし
信託財産留保額0.3%
管理費用
(含む信託報酬)
年率0.892%(税込)
分配金年一回(7月)

基本情報は上記の通りとなります。先述の通りアクティブファンドですが、ネット専売にて低コストを実現し、管理費用は0.892%。ただし、信託財産留保額が0.3%かかります。

為替ヘッジはなし。

2024年の新NISA成長投資枠対象商品となります。

償還日は無期限となりますが、おそらくNISA成長投資枠と対象とするための思われます。なお、同じシリーズの+αインド、+αベトナムは当初2032年までの信託期間がありましたが同じく新NISA対象とするため償還日が無期限に改定されています。

構成銘柄

月次レポート・目論見書を拝見

公式サイト・証券会社の銘柄紹介で閲覧することの出来る、月次レポート・目論見書・運用報告書を元に、どのような運用方針でどんな銘柄に投資しているかを確認します。

月次レポートは、前月末の情報であり、リアルタイムな情報ではありませんが、長期投資と言う目線で考えればクリティカルな問題にはならないと考えます。

構成銘柄上位10位については下記の通りです。(2023年5月末時点)

銘柄名セクター構成比率
バンク・マンディリ金融10.0%
テルコム・インドネシア情報技術9.9%
バンク・ラヤット・インドネシア金融9.6%
バンク・セントラル・アジア金融8.3%
バンクネガラインドネシア金融5.0%
ユニリーバ・インドネシア一般消費財4.5%
チャルーン・ポーカパン・インドネシア一般消費財4.3%
カルベ・ファルマヘルスケア4.2%
セメン・インドネシア素材4.2%
スンブル・アルファリヤ・トリジャヤ生活必需品4.2%

構成銘柄は25前後と少数精鋭。経済成長中の国ということもあり、金融銘柄・内需銘柄が多い印象です。

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パフォーマンス

基準価額推移

設定来、基準価額は2023年8月25日時点で、10,202円。

基準価額はほぼ横ばい。純資産も徐々に増え始めています。

過去のパフォーマンス

設定から間もないため割愛します。

まとめ

インドが注目されていますが、インドネシアも今後の成長が見込める地域です。新興国対象のアクティブファンドでありながら管理費用が1%を切り、新NISAの成長投資枠対象となったことも○。

今後も期待できます。

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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