【+αインド】イーストスプリング・インド・コア株式ファンド

2022年11月。世界の人口が80億人を突破しました。思えば今から20年前、「PRIDE」は60億分の1の男を決める舞台でした。2023年には世界の人口一位の国はインドになる見込みです。人口が増えるということはそれだけ経済発展が見込めるということです。

今回は、イーストスプリング・インド・コア株式ファンド(愛称:+αインド)についてご紹介いたします。

イーストスプリング・インド・コア株式ファンド(+αインド)とは

イーストスプリング・インド・コア株式ファンド(以下、+αインド)はイーストスプリング・インベストメンツ株式会社が運用を行うアクティブファンドです。

投資コンセプトは下記の通りです。

  • インドの消費関連およびインフラ関連の株式を投資対象とする投資信託証券に投資を行う

インドは内需主導の経済です。インドの名目GDPの内、個人消費と投資(インフラ投資、設備投資など)が約90%を占めており、消費とインフラがインド経済をけん引していると言えます。

本ファンドでは、インドの内需成⻑を牽引する消費関連およびインフラ関連の株式に投資を⾏います。

+αシリーズとは

イーストスプリングが運用するオンライン専用・低コストアクティブファンドシリーズ。

「市場平均を上回る好パフォーマンス」かつ「業界最低水準の 運用管理費用」が魅力の新しいコンセプトのシリーズで今後もラインナップを拡大していく予定です。

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基本情報

設定日2022年7月29日
償還日2032年7月26日
購入時手数料なし
信託財産留保額0.3%
管理費用
(含む信託報酬)
年率0.9905%(税込)
分配金年一回(7月)

基本情報は上記の通りとなります。先述の通りアクティブファンドですが、ネット専売にて低コストを実現し、管理費用は0.99%。ただし、信託財産留保額が0.3%かかります。

構成銘柄

月次レポート・目論見書を拝見

公式サイト・証券会社の銘柄紹介で閲覧することの出来る、月次レポート・目論見書・運用報告書を元に、どのような運用方針でどんな銘柄に投資しているかを確認します。

月次レポートは、前月末の情報であり、リアルタイムな情報ではありませんが、長期投資と言う目線で考えればクリティカルな問題にはならないと考えます。

構成銘柄上位10位については下記の通りです。(2022年10月末時点)

銘柄名業種比率
マヒンドラ・マヒンドラ自動車・自動車部品7.7%
ICICI銀行銀行7.0%
タタ・モーターズ自動車・自動車部品4.8%
イノックス・レジャーメディア・娯楽4.8%
アクシス銀行銀行4.8%
ゴドレジ・コンシューマー・プロダクツ家庭用品・パーソナル用品4.3%
ディクソン・テクノロジーズ耐久消費財・アパレル3.9%
チタン・カンパニー耐久消費財・アパレル3.7%
マルチ・スズキ・インディア自動車・自動車部品3.7%
ヒンドゥスタン・ユニリーバ家庭用品・パーソナル用品3.6%

構成銘柄は40前後。インドに詳しくない方でも、マヒンドラやタタモーターズくらいは耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。地味にスズキの子会社がランクイン。その他、家庭用品や家電製品に関する銘柄がランクイン。

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パフォーマンス

基準価額推移

設定来、基準価額は2022年11月19日時点で、10,230円。

基準価額はほぼ横ばいですが、純資産額が設定から4ヶ月であっという間に13億円を突破。

過去のパフォーマンス

設定から間もないため割愛します。

まとめ

インドに投資するファンドはこれまで管理費用が1%を超えるものが多く、今回設定された+αシリーズは1%を切る低コスト投信。人口拡大中で、放っておいても内需拡大が見込めるボーナスステージがほぼ確定しているインドに投資するのも選択肢の一つとしてありかもしれません。

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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