【USルネサンス】米国製造業株式ファンド

コロナウイルス第7波が絶賛拡大中で、おうち時間が増えそうなので、投信記事を沢山書いていきたいと思います。

そんな中でご紹介するのは米国製造業株式ファンドです。設定自体は2012年ですが、ちょうど楽天証券にて2022年7月から取り扱いが開始されるとのことで調べてみたところ、面白そうなファンドだということがわかりました。

今回は、米国製造業株式ファンド(愛称:USルネサンス)についてご紹介いたします。

米国製造業株式ファンド とは

米国製造業株式ファンド(以下、USルネサンス)はBNYメロン・インベストメント・マネジメント・ジャパン株式会社が運用を行うアクティブファンドです。

投資コンセプトは下記の通りです。

  • 米国の製造業に関連した株式を実質的な投資対象とする

運用チームは、S&P500(大型)、S&P400(中型)、S&P600(小型)指数採用銘柄等のうち、製造業セクターに該当する銘柄群を抽出します。当ファンドにおける製造業セクターとは一般消費財・サービス、生活必需品、ヘルスケア、資本財・サービス、情報技術、素材を指します。

その後、運用担当者は企業訪問や財務分析等に基づいた社内運用チームからの情報を基に投資対象銘柄の絞込みを行い、最終的にファンダメンタルズが強固で、事業の伸びが期待できる銘柄を選定します。

製造業と言うと、一昔前の日本、いまでは中国が強いイメージですが、アメリカもまだまだ負けていません。製造業セクターに情報技術・ヘルスケアが含まれており、後述の構成銘柄についてもなるほどと思う銘柄が並んでいます。

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基本情報

設定日2012年5月31日
償還日2032年5月17日
購入時手数料最大3.3%(税込) 
※証券会社によって異なる。ネット証券は無料
信託財産留保額0.3%
管理費用
(含む信託報酬)
年率1.87%(税込)
分配金年一回(5月)

基本情報は上記の通りとなります。アクティブファンドですので、管理費費用は1.87%と高めで、信託財産留保額は0.3%。

既に10年以上運用している老舗ファンドです。

構成銘柄

月次レポート・目論見書を拝見

公式サイト・証券会社の銘柄紹介で閲覧することの出来る、月次レポート・目論見書・運用報告書を元に、どのような運用方針でどんな銘柄に投資しているかを確認します。

月次レポートは、前月末の情報であり、リアルタイムな情報ではありませんが、長期投資と言う目線で考えればクリティカルな問題にはならないと考えます。

構成銘柄上位10位については下記の通りです。(2022年6月末時点)

銘柄名業種比率
アップル情報技術7.4%
ダナハーヘルスケア4.6%
キャリア・グローバル資本財・サービス4.5%
インガソール・ランド資本財・サービス4.4%
アメテック資本財・サービス4.3%
ローパーテクノロジーズ情報技術4.1%
ハウメット・エアロスペース資本財・サービス3.8%
ハベル資本財・サービス3.7%
モトローラ・ソリューションズ情報技術3.7%
アッヴィヘルスケア3.3%

構成銘柄は40。GAFAMのなかではAppleがライクイン。アメリカで製品作ってますからね。あとはダナハー、ローパーテクノロジー、モトローラ、アッヴィと名前くらいは聞いたことのある会社が並びます。モトローラの携帯に変えようかな。

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パフォーマンス

基準価額推移

設定来、基準価額は2022年7月22日時点で、65,157円と絶好調。常に右肩上がりで、コロナショック後からの上がり方がハンパではありません。

過去のパフォーマンス

2022年6月末時点の情報です。

期間騰落率(分配金込み)
6ヶ月前から-7.81%
1年前から+10.48%
3年前から+81.87%
設定来+506.78%

設定来からみると、+506.78%です。

直近6ヶ月は不調ですが、過去3年間で倍近く、設定来から約6倍と絶好調のファンドです。

まとめ

製造業と言うと、きつい汚い危険の3Kが思い浮かばれますが、世界でイノベーションを起こすアメリカではApple製品をはじめとした様々な製品が生み出されています。形のないGoogleやAmazonのようなITサービスもありますが、人々の暮らしを豊かにするIT機器や医療機器などまだまだ最先端はアメリカです。ちょうど楽天証券で取り扱いが始まったばかりなので検討の余地はありそうです。

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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