【書評】会社四季報2022年春号 読んでみた

四季報2022年春号を一通り読み終えましたので、雑感を書いていきたいと思います。

今回も予想が難しい。

全体的な印象

好調な業種は?

資源価格高騰に伴い、資源関連・商社・海運等が絶好調。

その他おおむね製造業が好調なように思えます。

イマイチな業種は?

飲食業、旅行は引き続き厳しい状況ですが、企業によるといったところでしょうか。

銘柄ピックアップ

今回銘柄をピックアップした基準は下記の通りです。

  • 時価総額300億円以下(例外あり)
  • 業績右肩上がり(増益見込み)
  • 現在の株価30万円以下 高すぎて買えないものには手を出さない
  • 優待、利回りはあまり考慮しない。
  • PERは15以下、特にPER高値平均を下回っていること。(EPS100円以上あれば尚よし)
  • 一日の出来高が少なすぎないこと

コロナショックから二年経ったので、単純に今期・来期の見込みが右肩あがりかどうかの基準に戻しました。

一通りピックアップした後、一日の出来高が少ない銘柄を除外はこれまでどおり。

今回も、絶好調な鉄鋼・海運さらに原油をはじめとする資源関係は基本的に除外
長期投資を目指しているため、短期的なトレンドは除外しています。ただし、明らかに安いと思われるものはピックアップします。

日本の場合は製造業が多く、インフレ・ウクライナ問題での資源価格の上昇もろに影響を受けるわけすが、価格転嫁できるくらい競争力が高い所謂ニッチトップ銘柄や、資源価格とは関係ない特化技術をもつIT銘柄を中心が気になっています。

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今回気になった銘柄

今回は新規銘柄ピックアップは21銘柄。新規銘柄は少なくなってきました。

3036 アルコニックス

四季報見出し【最高益】

非鉄原料の専門商社。双日の非鉄販社が分離独立。レアメタル強い

資源関係は除外といっておきながらですが、明らかに安いためピックアップ。

4238 ミライアル

半導体ウエハ容器の専業メーカー。容器が不足すると出荷が出来ないですし、ある程度使用すると破損したり劣化するため常に需要はあります。特に半導体ウエハとなると選択肢が限られます。

四季報見出しは【絶好調】。

PER7台で推移。

7694 いつも

怪しげな名前かと思われるかも知れませんが、知ってる人は知ってる銘柄。

個人的には好きな業界、EC関連のコンサル・各モールへの出店支援。以前ご紹介したコマースOneホールディングスとも提携。

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以前から継続して注目

既に当ブログにてご紹介済みで、未だに未保有の銘柄たちが目立ちました。

5333 日本碍子

前回から引き続き注目。

ガイシ世界一。半導体製造装置や電子部品が好調。半導体・EV関連と材料が豊富。

四季報見出しは【連続最高益】

7715 長野計器

機械式圧力計はグループで世界シェア首位。自動車向け主力。

技術力・需要はありますが、自動車の減産による影響に懸念点。

まとめ

ウクライナ問題のインパクトが大きすぎて、毎日結構な感染者がでているコロナについてはあまり報道されなくなってきています。プロ野球などの各種イベントも観客上限を撤廃しましたし、ようやく経済が再開しそうです。

それでも旅行関連・飲食関連はコロナ前には戻らないでしょうから、引き続き世界と戦える特化技術をもった企業や成長著しいハイテク銘柄を中心に物色していこうと思います。

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