【株ブログ】4088 エア・ウォーター【水素ビジネス】【コロナワクチン注射器】

投信の記事ばかりご紹介してきましたが、久々に個別株のご紹介です。

コロナ禍により、業績が二分化するK字型回復とよく言われますが、今回ご紹介する銘柄は最高益を更新した絶好調銘柄です。水素・医療とテーマでの物色にも強いです。

今回は4088 エア・ウォーターをご紹介いたします。

4088 エア・ウォーターとは

会社概要

wikipediaから引用です。

エア・ウォーター株式会社(英: AIR WATER INC.)は、本社を大阪府大阪市中央区に置く、総合ガス企業。2000年(平成12年)4月に大同ほくさんと共同酸素が合併し誕生した。大陽日酸、日本エア・リキードと並び、日本での3大産業ガスメーカーの一つである。
(中略)
国内産業用ガス大手で、日本エア・リキード、大陽日酸と競合する。医療分野を第2の利益の柱とする。 積極的M&Aによる事業の多角化と強化拡大が特色。 産業ガスがコア事業であるが、医療や農業食品など最終消費者に近い経営、商材も取り扱っており、景気情勢に対して大きく左右されにくい事業構造を構築、展開。

wikipedeia

前身の大同ほくさんは、1929年に北海酸素株式会社として設立。
共同酸素株式会社は1969年設立。
2000年4月に大同ほくさん株式会社を存続会社とし、共同酸素株式会社と合併し、商号をエア・ウォーター株式会社に変更。

国内産業用ガス大手で、医療分野が第2の利益の柱。 積極的なM&Aによる事業の多角化と強化拡大が特色です。正直事業が多すぎて何が何やらわかりにくいのですが、産業ガスがコア事業であるものの、医療や農業食品など最終消費者に近い経営・商材も取り扱っており、景気情勢に対して大きく左右されにくい事業構造を構築・展開しています。

主な事業は下記となります。(営業利益ベースの構成比率)

産業ガス関連事業(40.7%)
  産業ガス、ガス発生装置、ガスアプリケーション機器

医療関連事業(20.5%)
  受託滅菌、SPD(院内物流管理)、病院設備工事、医療機器、医療ガスなど

ケミカル関連事業(3.9%)
  基礎化学品、炭素材、タール蒸留品など

農業・食品関連事業(7.9%)
  ハム・ソーセージのデリカテッセン、冷凍食品、農産物、飲料、菓子な

エネルギー関連事業(8.9%)
  LPガス、灯油、天然ガスなど

物流関連事業(5.5%)
  物流、流通倉庫、車体架装など

その他の事業(14.5%)
 海水事業、塩事業、マグネシア事業、エアゾール事業、Oリング事業など

メインとしているところの産業ガスについて少し調べてみました。

産業ガスとは

製造業で原料や中間材、あるいは品質向上、省エネや製造プロセスの安全のため、幅広く産業全般に使われるガスの総称です。病院で使用される医療用ガスもこれに含まれます。代表的な産業ガスは、酸素、窒素、アルゴン、炭酸ガス、水素、ヘリウムなど。

産業ガスは世の中の産業全般に広く使われており、その用途は多様です。鉄鋼、化学、ガラス、エレクトロニクス、造船、自動車、製紙、エネルギー、発電、食品・飲料、航空・宇宙、農業・バイオ、医療・生活など、現代文明をいろどる産業界のあらゆるシーンで使われています。

半導体にも利用されており、半導体の製造工程においても多種多様な産業ガスが材料として使用されています。

最近では、新型コロナウイルスのワクチンにて1瓶あたり6回接種可能な注射器の開発を行ったことや、インドに対する酸素濃縮器の供与など医療部門での活躍が光ります。

業績

株価チャート

早速、株価と業績を見ていきましょう。

例外なくコロナショックで急落。

その後好調な業績を受けて、株価上昇中。コロナ後からは右肩上がりのトレンドを形成しています。

PERは13.69倍。(2021年5月14日時点)PER高値平均は17.3倍、安値平均11.2倍でまだまだ割安の部類に入ります。

2021年5月14日時点

PER13.69倍
PBR 1.24倍
EPS141.66円

過去5年業績

売上高営業利益税前利益利益1株益(円)1株配(円)
連18.3753,55942,39844,69125,17312938
連19.3801,49343,58046,97726,468135.340
連20.3809,08350,61649,83030,430147.444
連21.3806,63051,23149,65135,125141.6644
連22.3予880,00058,00056,50036,000159.4644

過去5年の業績と予想です。2021年3月期はコロナショックの影響で当初は減益が見込まれていましたが、下期に盛り返し終わってみれば営業利益ベースで過去最高益。2022年3月期は新型コロナウイルスがワクチンの接種により収束に向かい、製造業向けの産業ガスが伸びるとの予測から増収増益の見込み。(2021年5月15日時点。オリンピックどころではないくらい、緊急事態宣言が発令されワクチン接種も遅れていますが…)

配当

配当は増配傾向にあります。

1株配(円)
連18.338
連19.340
連20.344
連21.344
連22.3予44

株主還元方針については、「配当性向30%を目標とし将来にわたって業績に見合った安定的な配当を行う」とあります。業績次第では増配あるかも。なお四季報予想は2円増配の46円/年です。

2021年3月期決算説明資料より

株主優待

株主優待はありません。

投資経験談

まだ所有していないため、ピックアップしたタイミングのみです。

四季報2021年新春号にてピックアップ

四季報2021年新春号にてピックアップ。

PER/PBRともに割安でまだまだ株価上昇の余地があると判断。

新型コロナウイルスのワクチンにて1瓶あたり6回接種可能な注射器の開発を行ったこと、インドに対する酸素濃縮器の供与のニュースで再び注目。

2021年5月12日に発表された2021年3月期決算を無事通過したことから要注目銘柄として監視します。

気になる点

インドにおける産業ガス戦略

産業ガス事業がメインの事業で、今後はインドにおける医療分野・鉄鋼・海外エンジニアリング体制の構築を掲げています。しかしご存知の通りインドは新型コロナウイルスが変異株を中心に感染爆発を起こしており、先行きが見通せません。先日自動車メーカーのスズキもインド工場の停止を発表しており、新型コロナウイルスの影響がどこまで及ぶのか不透明です。

2021年3月期決算説明資料より

MSCI指数から除外

これまでMSCI指数に採用されていましたが、除外されることが発表されました。銘柄入れ替えによる2021年5月末での大量の売りが予想されます。長期投資家のかたは押し目と判断して、6月になってから買いましょう。

【逆張り銘柄】MSCI除外で売られる銘柄は狙えるのか?

まとめ

  • PERは低め
  • 業績は好調
  • コロナウイルスの感染状況次第か…

会社の実力値からするとまだまだ割安であると判断します。株式市場動向、新型コロナウイルス、MSCI指数からの除外など気になる点はありますが、監視を続けます。

あくまでも投資は自己判断でお願いします。

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