7599 IDOM(イドム)【ガリバー】【中古車買取首位】

引き続き、割安な好業績銘柄のご紹介です。
今回はIDOM(イドム)です。

中古車買取のガリバーの運営を行う同社。以前ネクステージをご紹介した際に、コロナでの3密回避のため中古車が売れているとの傾向がありましたが、同社も例外ではないようです。

今回は7599 IDOM(イドム)をご紹介いたします。

7599 IDOMとは

会社概要

wikipediaからの引用です。

株式会社IDOM(いどむ、英: IDOM Inc.)は、東京都千代田区に本社を置く中古車をメインとした自動車の販売・買取会社。旧社名は株式会社ガリバーインターナショナル。
Gulliver(ガリバー)を軸に、中古車の販売と買取事業を全国約500店舗(2020年10月現在)展開。また、CaaS(Car as a Service)領域を軸とした、クルマのサブスクリプションサービスや個人間カーシェアサービスなどを提供。

wikipedia

中古車の買取でおなじみのガリバーの運営をメインとする企業です。

ガリバーは直営店とFC形式の両方が共存しています。

1994年に創業し、車買取専門店(当時) ガリバーの全国展開により業容を拡大。
2000年に東証2部上場、2003年に東証1部に指定替え。

事業の主軸を中古車小売へ転換し、ガリバーブランド以外にも、外車「LIBERALA」、大型店「WOW!TOWN」、地方型「アウトレット」、ショッピングモール型「HUNT」など、複数の業態を全国に展開。

IT活用にも積極的で、経済産業省と東京証券取引所が共同で実施する「攻めのIT経営銘柄2017」にも選定されています。

コロナ禍での三密を避ける目的から、交通手段に安価な中古の自家用車を選ぶ傾向が続き、同社もその恩恵を受けて業績は好調です。

業績

株価チャート

早速、株価と業績を見ていきましょう。

例外なくコロナショックで急落。

近年は業績が低迷していましたが、採算の低い小型店を閉店し、在庫台数100台以上の大型店を出店する戦略加速。

PERは12.84倍。PER高値平均は30倍、安値平均でも20倍でまだまだ割安の部類に入ります。

2021年3月末の配当権利落ちでいったん調整すると思われるので、その後の地合いが悪くなったタイミングを狙いたいです。

2021年3月26日時点

PER12.81 倍
PBR1.66 倍
EPS54.73円

過去5年業績

売上高営業利益税前利益利益1株益(円)1株配(円)
連18.2276,1576,7795,7973,57835.37
連19.2309,4103,4002,0723813.811
連20.2361,6849,0916,8673,545351.2
連21.2予361,70010,1008,9005,50054.7310.6
連22.2予
(四季報予想)
384,00011,20010,0006,20061.717

過去5年の業績です。2021年2月期は新型コロナウイルスの影響で来店数が減らなければとの条件付で上方修正済みですが、四季報予想よりは慎重。

四季報予想では、22年3月期も増益の予想です。

配当

株主還元方針としては、直近EPSの30%を目安としているため、年によってばらつきがあります。

【業績】1株配(円)
連18.27
連19.211
連20.21.2
連21.2予10.6
連22.2予17

株主優待

株主優待はありません。

投資経験談

まだ所有していないため、ピックアップしたタイミングのみです。

四季報2021年春号にてピックアップ

四季報2021年春号にてピックアップ。

PER・PBRともに割安でまだまだ株価上昇の余地があると判断。

気になる点

ビッグモーターが大株主

同業者であるビッグモーター(非上場)が大量保有報告書を提出。四季報情報で2021年3月時点では、5.3%ほど保有しています。敵対的買収があるのか、株価が上がったら売りに走るのか。どちらに振れるかはわかりません。

教訓

  • PER・PBR低め
  • 近年低迷中だが、構造改革で上昇へ
  • 中古車市場のコロナ後の動向は?

中古車市場は今好調なようですが、EV化の流れ・自動運転の普及など業界の流れを注視する必要があります。

あくまでも投資は自己判断でお願いします。

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