Tracers S&P1000インデックス(米国中小型株式)新規設定

やっぱり忘れた頃にやってくるTracers シリーズに新商品が登場です。

日興アセットマネジメントは2024年11月12日にTracers S&P1000インデックス(米国中小型株式)を新規設定すると発表しました。その名のとおりS&P1000指数に投資成果をめざす、日本初のインデックスファンドとなります。

今回は、 Tracers S&P1000インデックス(米国中小型株式)についてご紹介いたします。

Tracers S&P1000インデックス(米国中小型株式) とは

Tracers S&P1000インデックス(米国中小型株式) は日興アセットマネジメントが運用を行うインデックスファンドです。

米国の金融商品取引所に上場している株式のうち、中型株式400銘柄および小型株式600銘柄を合わせた1,000銘柄で構成される株価指数S&P1000指数に連動する投資効果を目指します。

位置づけとしては大型株式のS&P500指数の次の1000銘柄、要は 米国の金融商品取引所に上場している株式の時価総額501位から1500位程度までの株式に投資するということです。上位の大型株のみならS&P500、米国全体ならVTIや楽天全米といった選択肢がありますが、そのちょうど中間を取ったような商品となります。実際にポートフォリオに組み込む際には、本ファンド単独ではなくS&P500をメインにサテライト的に組み込むのがよさそうです。

Tracers(トレイサーズ)とは

「こんなの欲しかった」をデザインし、ルール通りに運用(トレース)する日興アセットマネジメントの新シリーズです。「アクティブ型ファンドの反対はパッシブ型」。単に指数に連動するインデックスファンドはパッシブ型の一つであって、事前に決めたルールに沿って運用(トレース)するパッシブファンドを開発し、ネット専用とすることでノーロード・低コストを実現しました。

Tracers S&P500ゴールドプラスはレバレッジ型のアクティブファンド、S&P500配当貴族インデックス(米国株式)がちょっと変わったインデックスファンド、Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)はメジャーな指数に連動する格安のファンドと、バラエティに富んでおります。

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基本情報

設定日2024年11月12日
償還日無制限
購入時手数料なし
信託財産留保額なし
管理費用
(含む信託報酬)
年率0.10725%(税込)
分配金不明

基本情報は上記の通りとなります。管理費用は0.10725%とインデックスファンドとしては破格の部類に入ります。

SBI証券、マネックス証券、楽天証券で取り扱い予定。

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構成銘柄

構成上位は下記の通りです(2024年8月末時点)

銘柄名業種構成比率
イルミナヘルスケア0.51%
カーライル資本財・サービス0.49%
レノックス・インターナショナル資本財・サービス0.46%
エムコア・グループ資本財・サービス0.45%
アバンターヘルスケア0.43%
バイオマリン・ファーマシューティカルヘルスケア0.42%
ウィリアムズ・ソノマ一般消費財・サービス0.42%
バーリントン・ストアーズ一般消費財・サービス0.42%
リライアンス素材0.40%
マンハッタン・アソシエイツ情報技術0.39%

えーすみません、ぜんぜん知らない企業ばかりです。このなかから将来大化けする企業が出てくるかもしれません。

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まとめ

Tracersシリーズからまたも格安のファンドが登場しました。しかもS&P1000という今までになかった指数が投資対象です。前述しましたが本ファンドをメインとするのではなく、あくまでもS&P500やオルカンなどメインに据えた上でのサテライト的な運用がよさそうです。

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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