久々に心理学・職場のトラブル本。著者は片田 珠美さんです。
概要
職場を腐らせる人たち
腐ったみかんの方程式
事例
- 根性論を持ち込む上司
- 完ぺき主義を強要する人
- あれこれケチをつける人
- 八つ当たり
- いつも人を見下す人
- 他人のせいにする人
- 不和の種をまく人
- 足を引っ張る人
やってることが子供です。
なぜ変われないのか
- 自己保身
- 喪失不安
- 感情
- 他責思考
どう生き残るか
距離をとるのが一番。
所感
あるあると思いながら一気に読んでしまいました。
私自身も前職で大変不快な思いをしたことがあります。前職にて退職を決意したときのことを思い出しました。
前職退職の3ヶ月前、年下の後輩I氏より朝礼にて話の流れと全く関係のないところで「独身で1000万円貯金のある○○さん、一言どうぞ~」とへらへら笑いながら言われたときには殴り殺してやろうかと思いました。当時奨学金の返済がようやく終わったところでしたが、減給や某コンサルタントの影響で暗黒化していく組織に嫌気が差していたところに止めを刺した形です。当然、朝礼後即呼び出して問いただしましたが悪びれる様子もなく「誰々が言ってた。自分ではない。だってお金あるんですからいいじゃないですか~」と馬鹿なことを言っていたのが印象的です。そのとき私は怒りを通り越して呆れるという次元に初めてたどり着きました。そして気づいたのです。小学校のときに感じた違和感・不快感と同じだと。精神年齢が幼すぎる、彼らは小学生なのだと。まともに話が通じる相手ではない。このとき退職を決意しました。
問題を起こす人間は大概、精神年齢が低いです。まともに戦っていい相手ではありません。
物理的・精神的に距離をとり、実害が出る場合には退職しましょう。