【書評】会社四季報2024年春号 読んでみた

今回も前号の振り返りは無しです。FC24が忙しく、さらにウイニングポスト10 2024を買おうとしているのでそれどころではありません。

ということで今回も振り返りのないまま、最新号となる2024年春号を一通り読破した感想とピックアップ銘柄のご紹介です。

全体的な印象

好調な業種は?

引き続き製造業、特に自動車関連(特にトヨタ系)が好調なようです。世界的にEV化の流れが失速する中PHVに注目があつまるトヨタに注目。

その他の業種で個人的に注目しているのは物流業界。小規模事業者は倒産の危機。大手がどれだけ効率化をすすめられるか。

イマイチな業種は?

コロナ禍に躍進したドラッグストア、アウトドア系は低調。当面円安が続きそうなことから、調達費用が高騰する化学系、輸入商品を販売する業種も引き続き厳しそう。

銘柄ピックアップ

今回銘柄をピックアップした基準は下記の通りです。

  • 時価総額300億円以下(例外あり)
  • 業績右肩上がり(増益見込み)
  • 現在の株価30万円以下 高すぎて買えないものには手を出さない
  • 優待、利回りはあまり考慮しない。(出来れば利回り2%以上)
  • PERは15以下、特にPER高値平均を下回っていること。(EPS100円以上あれば尚よし)
  • 一日の出来高が少なすぎないこと

一通りピックアップした後、一日の出来高が少ない銘柄を除外はこれまでどおり。

日経平均が4万円を突破する中だいぶ安い銘柄が少なくなってきました。

四季報独自予想の2025年3月期まで、連続増収増益予定の銘柄に注目です。

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今回気になった銘柄

2384 SBSホールディングス

個人的に好きな物流銘柄。3PL大手。気づいたら安くなっていました。

物流2024年問題で、大型3PL事業者が生き残ると予想。

4690 日本パレットプール

物流銘柄。輸送用パレットや機器レンタル大手。タグつきのパレットで位置情報を把握し、効率的にモノを運ぼうという試み。最近はあまり信用していませんが、杉村銘柄です。

前期にパレット購入費用が利益を圧迫し減益となりましたが、減価償却が進む来期以降が勝負。

9145 ビーイングHLDGS

なんとなんと、こちらも物流銘柄。

生活物資に特化した3PL事業。

順調な業績で、株価も右肩上がり。

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前号から引き続き注目

ロクに振り返りもしていませんが、前号から引き続き注目の銘柄は下記の通りです。

4093 日本ドライケミカル

2号連続ピックアップ。防災設備大手。

1株益(円)が460円超えも、配当は渋い。

6817 スミダコーポレーション

コイル専業。かなり長くチェックしていますが、なかなか株価は上がりません。

まとめ

日経平均が絶好調すぎてなかなか安い銘柄は見つかりません。

今回は2024年問題が喫緊の課題である物流銘柄に注目です。課題解決業はいつの時代も強いと踏んでいますがどうでしょうか?

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