待望の新商品です。
大和アセットマネジメントより、2017:iFreeETF JPX プライム 150を2024年1月24日に新規上場すると発表がありました。
JPX プライム 150指数は2023年7月3日から算出が開始されました。
JPXプライム150指数を対象とするETF・投資信託等の商品は初めてで、意外と時間がかかったなと言う印象です。
今回は iFreeETF JPXプライム150についてご紹介いたします。
iFreeETF JPXプライム150とは
JPXプライム150指数の動きに連動させることを目指して運用を行う東証に上場するETFです。
前述の通り JPXプライム150指数は2023年7月3日から算出が開始された、新たに開発した株価指数で、日本を代表する稼ぐ力を持つ150社で構成される指数です。東証プライム市場に上場する時価総額上位500銘柄の中から、収益性と将来性の観点から選定された150銘柄で構成されます。
150銘柄の選定基準は以下の2点
- ROE(株主資本利益率)と株主資本コストを上回る75銘柄
- PBRが1倍以上の銘柄
後述しますが、この2つの基準いずれも満たしていない天下のトヨタ自動車が構成銘柄に含まれて居ません。
基本情報
管理費用 (含む信託報酬) | 年率0.176%(税込) |
分配金 | 2回(4月10月) |
基本情報は上記の通りとなります。年率0.1%と言うことでまずまずなのではないでしょうか。
分配金がどれくらい出るかも注目です。
構成銘柄
構成銘柄については下記の通りとなります。(2023年11月末日時点)
銘柄名 | 構成比率(%) |
---|---|
ソニーグループ | 5.3 |
キーエンス | 3.7 |
NTT | 3.0 |
東京エレクトロン | 2.9 |
日立製作所 | 2.9 |
信越化学工業 | 2.7 |
任天堂 | 2.5 |
三井物産 | 2.5 |
リクルートHD | 2.4 |
伊藤忠商事 | 2..4 |
構成比率トップはソニー。他にもキーエンス、東京エレクトロン、任天堂などの値がさ株も含まれて居ます。個別で買ったらお高いので、これ一本でいいかも。前述の通りトヨタ自動車は含まれていません。
パフォーマンス
設定来のパフォーマンスです。日本の株式市場がイマイチだったこともあり、あまりパッとしない成績。来年に期待しましょう。
まとめ
7月に算出を開始して以来、あまり動きがなくようやく来たかという印象です。
日経平均・TOPIXに比べ知名度がまだまだ足りないため仕方ない面はあると思いますが、これを気に投信も出てくると面白いかと思います。
※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。