そろそろ来るだろうなと思っていたら案の定やってきました。
2024年3月22日に三井住友トラスト・アセットマネジメントにより米国大型テクノロジー株式ファンドが設定されることがわかりました。愛称:マグニフィセント・セブンの名のとおり、米国市場を牽引するハイテク7銘柄に集中投資するファンドです。
詳細を見ていきます。
米国大型テクノロジー株式ファンド(愛称: マグニフィセント・セブン )とは
米国大型テクノロジー株式ファンド(愛称: マグニフィセント・セブン )とは 三井住友トラスト・アセットマネジメント が運用を行うファンドです。
米国を代表する大型テクノロジー株式7銘柄(「マグニフィセント・セブン」又は「M7」)に集中投資することを基本戦略とします。
マグニフィセント・セブン とは
もともとは日本の映画「七人の侍」を参考にした映画「荒野の七人」の原題「The Magnificent Seven」を指します。名作映画のタイトルを拝借してアメリカの主要テクノロジー企業7社のことを指すようになりました。下記がその主要7銘柄です。
- Amazon:アマゾン・ドット・コム
- Apple:アップル
- Alphabet(Google):アルファベット
- NVIDIA:エヌビディア
- Tesla:テスラ
- Microsoft:マイクロソフト
- Meta(旧FB):メタ・プラットフォームズ
以前GAFAMと呼ばれていた5銘柄にNVIDIAとTeslaを加えた7銘柄です。
基本情報
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
管理費用 (含む信託報酬) | 年率0.594%(税込) |
基本情報は上記の通りです。信託報酬は0.594%(税込)
為替ヘッジはなしです。NISA成長投資枠で購入できる見込み。
現段階では販売会社はSBI証券と楽天証券。
構成銘柄
構成銘柄については上述の7銘柄になります。なんと7銘柄に均等投資するとのことです。
対象銘柄は今後変更(入れ替え)となる場合があります。
時価変動に伴い原則として半期ごとに等金額への調整(リバランス)を実施するとのことです。
類似商品との比較
他の類似商品と比較してみます。
ファンド名 | 銘柄数 | 管理費用(税込) | 純資産(2024年1月時点) |
---|---|---|---|
米国大型テクノロジー株式ファンド | 7 | 0.594% | – |
一歩先いく USテック・トップ20 | 20 | 0.495% | – |
iFreeNEXT FANG+インデックス | 10 | 0.7755% | 1,342.74億円 |
比較といっても、 iFreeNEXT FANG+インデックスくらいしか対象となるものがありませんでした。iFreeNEXT FANG+インデックス の構成銘柄はM7にブロードコム・ネットフリックス・スノーフレイクを加えた10銘柄。集中投資しているので値動きが激しすぎるのが難点。
まとめ
マグニフィセント・セブンに集中投資するファンドが現れました。各銘柄への投資割合が均等と言うのが気になるところ。現在ならばNVIDIAの株価に大きく左右されそうです。参考となる iFreeNEXT FANG+インデックス より信託報酬は安いですがどれくらい人気を集めるか注目です。
※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。