今回も前号の振り返りは無しです。ゴメンナサイ。
ということで今回も振り返りのないまま、最新号となる2023年夏号を一通り読破した感想とピックアップ銘柄のご紹介です。
全体的な印象
好調な業種は？
業種全体で見たときには、これといって好調な業種は見当たりませんでした。企業によって格差が大きい模様。
イマイチな業種は？
前年好調だった海運や資材・エネルギー関連は大幅減益の見通し。
銘柄ピックアップ
今回銘柄をピックアップした基準は下記の通りです。
時価総額300億円以下（例外あり）- 業績右肩上がり（増益見込み）
- 現在の株価30万円以下 高すぎて買えないものには手を出さない
優待、利回りはあまり考慮しない。（出来れば利回り2%以上)- PERは15以下、特にPER高値平均を下回っていること。（EPS100円以上あれば尚よし)
- 一日の出来高が少なすぎないこと
一通りピックアップした後、一日の出来高が少ない銘柄を除外はこれまでどおり。
割安な好業績関銘柄は少なくなってきた印象です。
外部環境面ではバフェットさんが日本に訪問して以来、日本の株式市場の堅調が続いています。また中国リスクを考え、外国人投資家の日本株へのシフトも進んでいます。
増配や自社株買いなど、PBR1.0倍割れ改善策をあげる企業が多くなってきたので、そちらにも注目していきたいと思います。
今回気になった銘柄
1952 新日本空調
空調設備の工事会社。
酷暑が続くことから需要はあると睨みます。半導体関連・データセンター向けの大型案件が多く期待大。
2332 クエスト
IT派遣業がメイン。派遣業はあまり好きではない業態なので普段はピックアップから外しますが、主要取引先がキオクシア。PER10倍前後と出遅れが目立つ。
杉村銘柄。
8157 都築電気
独立系情報システム（要は派遣業）と電子デバイスがメイン。
連続最高益。EPS200円超えの割には割安。
前号から引き続き注目
ロクに振り返りもしていませんが、前号から引き続き注目の銘柄は下記の通りです。
4093 東邦アセチレン
産業用のガス製造がメイン。業績は堅調。
調べていて後からわかったのですが、実は累進配当施策を掲げている隠れ高配当銘柄。
5184 ニチリン
自動車ホースの大手。
半導体不足解消で自動車向けの需要回復。EV用のヒートポンプの問い合わせが増加していることから、EVシフト後も期待。
まとめ
割安な銘柄が少なくなっているため非常に難しいところ。
グローバルニッチ、業績堅調な銘柄をピックアップしておき、次の暴落に備えるのも手かもしれません。
