【株ブログ】7609 ダイトロン

四季報を一通り読み終えましたので、気になった個別銘柄をピックアップしていきたいと思います。またもや円高を無視して、半導体関連銘柄です。

今回は 7609 ダイトロン をご紹介いたします。

7609 ダイトロンとは

会社概要

ダイトロン株式会社 (Daitron Co., Ltd.)は、大阪市淀川区に本社、東京都千代田区に東京本部を置く、電子機器・部品の商社である。
製販融合を推進し、半導体製造装置、スイッチング電源等のオリジナル製品の開発・製造・販売も手掛けている。
社名の由来は、創業の地である大阪の「大」と、創業者・髙本善四郎の故郷である京都の「都」から。2017年1月1日、製造子会社2社との経営統合を期に、プロダクトブランド名である「Daitron」 (Daito Erectron)に社名変更した。グループステートメントは「Creator for the NEXT」。

wikipedia

沿革

1979年4月 – 東和精密工業株式会社として設立。
1952年 – 大阪市北区に大都商事株式会社を設立し、東京通信工業株式会社(現 ソニー株式会社)の特約店としてテープレコーダー(ソニーでは『テープコーダー』と呼称)の販売を開始。
1958年 – 子会社・大都商事株式会社(1968年に吸収合併。現 東京本部)を東京都新宿区に設立。
1970年 – 子会社・大都電子工業株式会社(後 ダイトロンテクノロジー株式会社)、株式会社ダイトを設立。
1973年 – 子会社・ヒロタ精機株式会社(後 大都精機工業株式会社)を設立。
1988年 – 子会社・大都電子工業株式会社が大都精機工業株式会社を吸収合併し、商号をダイトロンテクノロジー株式会社に変更。
1994年 – 電装事業部を独立させ、子会社・ダイトデンソー株式会社を設立。
1998年 – 大都商事株式会社からダイトエレクトロン株式会社に商号を変更。
1999年 – 日本証券業協会に株式を店頭公開。
2001年 – 東京証券取引所および大阪証券取引所第二部に株式を上場。
2004年 – 本社を大阪市淀川区宮原に移転。
2005年 – 子会社・ダイトパワートロン株式会社を吸収合併。
2006年 – 東京証券取引所及び大阪証券取引所の市場第一部に指定。
2007年 – 子会社・ダイトデンソー株式会社が鷹和産業株式会社(福岡県田川郡川崎町)を子会社化。
2008年 – 子会社・株式会社ダイトを吸収合併。
2017年 – 子会社・ダイトデンソー株式会社、ダイトロンテクノロジー株式会社を吸収合併。商号をダイトロン株式会社に変更。子会社・ダイトテック株式会社を設立。
2020年 – 子会社・ダイトテック株式会社が鷹和産業株式会社を吸収合併。

事業概要

頻繁に分社化、M&A、吸収合併を繰り返しながら成長してきた 電子機器・部品の商社メーカー

国内外の商社としての機能も持ちながら、自社でもオリジナル商品の製造・開発を行う製販両方の昨日をもつ会社です。

電子部品・機器、半導体製造装置・検査装置を主に取り扱っており航空・自動車・医療・半導体業界など様々な分野で高評価を得ています。

売上構成比でみると、 電子部品・機器が70%で半導体製造装置・検査装置が30%ほど。内メーカーとしてのオリジナル商品の比率は15%程度。海外売上比率が25%程度なので、さほど売上面においては為替の影響が大きいわけではないようです。

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業績

株価チャート

半導体関連銘柄と言うこともあり、NASDAQ・マザーズの影響を受けやすいのですが、それでも好業績に押されて、2,300円台。

指標上はPER6.8倍、PBR1.02倍、そしてEPSが340円とかなりの割安。

(2023年1月14日時点)

PER6.8倍
PBR1.02倍
EPS340円

過去5年業績

売上高営業利益税前利益利益1株益(円)1株配(円)
連18.1259,6623,5463,5922,274205.355
連19.1261,6213,2053,2202,171195.960
連20.1257,4182,4032,4361,610145.250
連21.1272,3414,1964,3252,953266.280
連22.12予83,0005,4005,5003,780340.5100

過去5年の業績と予想です。12月決算。半導体関連銘柄が絶好調となった2020年以降業績急拡大。2022年12月期は連続最高益となる見込みです。

なお、四季報予想では2024年12月期も連続最高益となる見込み。

受注残高も豊富で、円高の影響はあったとしても最高益更新の可能性は高いと予測します。

配当

1株配(円)記念配当
連18.12550
連19.12600
連20.12500
連21.127010
連22.12予1000

増配傾向にあります。23年12月期は70周年で10円記念増配となった22年を大きく超える100円配当。利回りも4%を超えます。

株主優待

優待はありません。

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まとめ

  • 業績好調
  • 半導体関連銘柄

業績は絶好調。しかも高配当で受注残高も豊富なことからなぜこの株価なのか不思議なところ。2024年以降の動向を見ながら投資したい銘柄です。

あくまでも投資は自己判断でお願いします。

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