【株ブログ】7605 フジ・コーポレーション【タイヤ＆ホイール】【4月優待】【プライム適合】

2021年夏号でピックアップしたもののの、他の銘柄に目が移りほったらかしだった銘柄のご紹介です。またしても自動車関連銘柄ですが、今回はカー用品の販売を行っているフジ・コーポレーションです。オートバックスやイエローハットには及ばないものの、タイヤ＆ホイールに特化し出店地域を絞り込んでいます。株主優待も優秀で、数少ない4月権利確定銘柄です。

今回は、7605 フジ・コーポレーションをご紹介いたします。

7605 フジ・コーポレーションとは

会社概要

wikipediaから引用です。

株式会社フジ・コーポレーション（FUJI CORPORATION）は、宮城県富谷市に本社を置くタイヤ・ホイールを中心としたカー用品店である。

(中略)

1969年1月、宮城県仙台市宮千代で自動車用タイヤの修理・販売を業務とする不二タイヤ商会として創業。

1971年に法人化。宮城県を中心に東北で店舗を展開していたが、東日本・東海・近畿と出店地域を順次拡大させている。通信販売にも注力しており、自社の通販サイトでは自動車用品のほかに家具（一部店舗で展示している）も扱っている。

2004年12月にJASDAQに上場。

2016年1月に東京証券取引所第二部に市場変更し、同年10月に東京証券取引所第一部に指定替え。

店舗は「タイヤ&ホイール館フジ」、従来の店舗を縮小させたサテライト店「フジファイブデイズ」、輸入車や国産高級車向けなどを中心とした「フジ スペシャルブランド」の3形態となっており、全国に47店舗を展開している。また、地元の東北楽天ゴールデンイーグルスをサポートしている。

2020年10月には仙台市出身の佐藤駿 (フィギュアスケート選手)との所属契約締結。

wikipedeia

中国地方だと「フジ」と聞くとスーパーを思い浮かべますが、タイヤ＆ホイールを中心としたカー用品販売企業です。

カー用品だと、オートバックスやイエローハットが大手ですが、フジコーポレーションの運営する「タイヤ＆ホイール館」はその名の通りタイヤ・ホイールに特化し大量仕入れによる低価格を実現。海外にも独自ルートを持っています。

宮城県を中心として、東日本・東海・近畿地方に少しずつ出店を拡大しています。

通信販売にも力を入れており、自社サイトのほか、楽天・Yahooにも出店。

イメージキャラクターには地元楽天イーグルスの田中将大投手を起用しています。以前は近藤真彦さんを起用していたみたいですが例の不倫騒動で降板と同時にレーシングチームへのスポンサー契約も解除。

以前ご紹介した、ネクステージ・IDOMでもそうでしたが、3密回避の移動手段として自動車が選択されるようになったこともありコロナ禍の恩恵を受ける銘柄となりつつあります。

なお、2022年4月の東証再編にて、プライム市場適合通知を受けたことを発表しています。

業績

株価チャート

早速、株価と業績を見ていきましょう。

コロナショックにより一時的に下落するもののその後は回復。2021年に入ってからはボックス相場となっております。

※2021年5月1日付で1対2の株式分割を実施

PERは8.37倍。PER高値平均は12倍。まだ割安。

2021年8月6日時点

過去5年業績

過去5年の業績と予想です。10月決算なので注意。2020年はコロナもありましたが、暖冬の影響で冬タイヤが売れなかったこともあり減益。2021年は一転して大雪による冬タイヤの売れ行きが好調だったこと、楽天イーグルスとのスポンサー契約による知名度向上もあり過去最高益の見込み。

配当

配当は増配傾向にあります。

前述しましたが、2021年5月1日付けで1対2の株式分割を実施していますので、分割後の株式数での計算です。

株主還元方針については明言されていませんが、増配傾向にあります。

株主優待

権利日は4月末で、数少ない4月優待銘柄です。

株主優待はギフトカードです。仮に200株保有とすると配当4,000円 ＋ ギフトカード5,000円 = 9,000円で総合利回り3.75%とまずまず。

まとめ

• PER低め割安銘柄
• プライム市場適合
• 貴重な4月優待銘柄
• コロナ特需銘柄

しばらくは自動車関連銘柄は好調のような気がします。これでまた大雪が降るようだと冬用タイヤが売れて業績が拡大しそうですがどうでしょうか。

優待狙いの方にとっても、4月権利確定銘柄は非常に数が少なく、毎月優待をもらいたいと思っている方にはおススメの銘柄です。

あくまでも投資は自己判断でお願いします。