【サクッとインド株式】SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド 新規設定

新NISAを睨んでか、各社とも新商品の発表が活発となってまいりました。特に最近急激に新商品ラッシュが続いているSBIアセットマネジメントからまたまた新商品です。

今度はインド株です。2023年9月22日にSBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドを設定・運用を開始するとの発表がありました。インド株単体に投資する商品としては、管理費用は最安値となる見込みです。中国がまああの政権でなおかつ恒大グループの破綻などいいところがなく、インドへのシフトが続いています。人口ボーナスの恩恵を受けるインドへの投資が益々進みそうです。

詳細を見ていきます。

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SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド(サクッとインド株式)とは

SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド (愛称: サクッとインド株式 ) は SBIアセットマネジメント が運用を行うインデックスファンドです。

ボンベイ証券取引所(BSE)に上場する銘柄のうち、流動性、取引規模、業種などを代表する30銘柄で構成される時価総額加重平均指数S&P BSE SENSEXインデックス(配当込み、円換算ベース)への連動を目指します。金融銘柄が多いのが特徴です。

実際には下記のETFに投資します。

投資対象ETF経費率
香港上場 9836.HK iシェアーズ・コアS&P BSE SENSEXインディアETF0.40%

なお、同じくインドの株式指数としてNifty50指数と言うものがあり、NSE Indices Limitedが算出しているインド国立証券取引所に上場している50銘柄から構成される時価総額加重平均型の株価指数となります。こちらはiFreeNEXT インド株インデックスが対象連動指数としています。

基本情報

購入時手数料なし
信託財産留保額なし
管理費用
(含む信託報酬)
年率0.4638%(税込)程度
※信託報酬0.0638%+ETF経費率0.40%

基本情報は上記の通りです。信託報酬は破格の0.0638%で、ETFの管理費用0.4%を加算して実質的な管理費用は0.4638%程度となる見込みです。

SBIアセットマネジメントの運用するETFを買うファンドの信託報酬はどれも 0.0638% と言うことみたいです。

為替ヘッジなし

現段階ではSBI証券でのみの販売。

構成銘柄

構成銘柄上位については下記の通りとなります。(2023年8月22日時点)

銘柄名業種組入れ比率
HDFC BANK金融15.24%
RELIANCE INDUSTRIESエネルギー11.60%
ICICI BANK金融8.88%
INFOSYS テクノロジー6.76%
ITC 生活必需品5.35%
TATA CONSULTANCY SERVICES情報技術4.63%
LARSEN AND TOUBRO資本財・サービス4.32%
AXIS BAN金融3.54%
KOTAK MAHINDRA BANK金融3.37%
HINDUSTAN UNILEVER通信3.06%

上述の通り、金融銘柄が多い印象。タタグループは車ではなくITのほうが上位にランクイン。

類似商品との比較

インド株に関するファンドが増えてきたので、他の類似商品と比較してみます。

ファンド名連動指数/アクティブ管理費用(税込)純資産(2023年8月時点)
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドS&P BSE SENSEXインデックス0.4638%
iFreeNEXT インド株インデックスNifty50指数0.781%286億円
イーストスプリング・インド・コア株式ファンドアクティブ0.9905%75.1億円
参考)
1678 NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信
Nifty50指数1.045%381.7億円

2023年3月の設定以来順調に純資産を増やしているiFreeNEXT インド株インデックスがインド株のインデックス型ファンドでは最大手でしょうか。他にもアクティブ型は様々ありますが、どれも管理費用の高いアクティブ型なので割愛します。

対象指数は違いますが、管理費用が最安値となりました。さらにSBI・iシェアーズシリーズという冠がついていることもあって一気に人気を集めそうな気もします。

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まとめ

2024年新NISAに向けて新商品ラッシュです。インド株に関する商品も増えてきました。インドをメイン一本に投資するのはリスキーですが選択肢が増えるのはよいことです。年末あたりに最安値を更新するような類似商品が出て欲しいものです。

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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