SMT MIRAIndex バイオ・メディカル【低コストテーマ型インデックス】

三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用を行う、低コストのテーマ型インデックスシリーズSMT MIRAIndexの第二弾。継続的な発展が見込める医療系ファンドのご紹介です。

今回は、SMT MIRAIndex バイオ・メディカルについてご紹介いたします。

SMT MIRAIndex バイオ・メディカルとは

SMT MIRAIndex バイオ・メディカル三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用を行うアクティブファンドです。

投資コンセプトは下記の通りです。

  • 世界のバイオ・メディカル関連企業の中から総資産に占める売上総利益の割合(売上総利益÷総資産)の原則上位50銘柄に投資を行うFactSet Global Biopharm & MedTech Indexへの連動を目指す

当ブログでも医療関連のファンドはいくつもご紹介しています。

医薬品市場では、バイオ医薬品など新薬開発を背景に拡大し、2024年には医薬品におけるバイオ医薬品の市場割合は50%以上に、医薬品市場全体でも2017年と比較して150%以上の133兆円となることが予想されています。

医療機器市場では、IT化に伴う技術革新が進み、医療ロボット、AIビックデータによる解析、VR/3Dを活用した情報共有などの発展が見込まれます。

SMT MIRAIndexとは

三井住友トラスト・アセットマネジメントが提供する新しいファンドシリーズ。

中長期的に世界のメガトレンドになりうる未来テーマ型シリーズで、企業の収益性に着目し開発したスマートベータ指数を指標とした低コストインデックスファンドです。

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基本情報

設定日2019年3月26日
償還日無期限
購入時手数料最大3.3%(税込) 
※証券会社によって異なる。ネット証券は無料
信託財産留保額なし
管理費用
(含む信託報酬)
年率0.77%(税込)
分配金年1回(2月)

基本情報は上記の通りとなります。テーマ型インデックスファンドということもあり、管理費用は0.77%(税込)と1%を切る安めの設定。

SMT MIRAIndexの他の4種のファンドも同一の価格設定となっております。

構成銘柄

月次レポート・目論見書を拝見

公式サイト・証券会社の銘柄紹介で閲覧することの出来る、月次レポート・目論見書・運用報告書を元に、どのような運用方針でどんな銘柄に投資しているかを確認します。

月次レポートは、前月末の情報であり、リアルタイムな情報ではありませんが、長期投資と言う目線で考えればクリティカルな問題にはならないと考えます。

構成銘柄上位10位については下記の通りです。(2021年6月末時点)

銘柄名国・地域比率
エーザイ日本6.46%
SONOVA HOLDINGスイス5.64%
ABIOMED INC米国4.93%
WATERS CORP米国4.72%
COLOPLAST-Bデンマーク4.43%
オリンパス日本4.38%
INCYTE CORP米国4.34%
NEUROCRINE BIOSCIENCES INC米国4.34%
STAAR SURGICAL CO米国4.29%
CHINA PHARMACEUTICAL GROUP中国4.28%

組み入れ銘柄数は50。タイムリーな話題ですが、アルツハイマー新薬が承認される見通しとなったエーザイが組み入れ一位。医療機器の市場ではオリンパスも組み入れ上位に。

また、他の医療関係ファンドでも組み入れられているソノバホールディングスがこちらのファンドでも組み入れ上位。

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パフォーマンス

基準価額推移

設定来、基準価額は2021年7月30日時点で、15,605円。

医療分野は堅調な成長が続いています。

過去のパフォーマンス

2021年7月末時点の情報です。

期間騰落率(分配金込み)
6ヶ月前から+10.70%
1年前から+34.19%
設定来+56.05%

設定来からみると、+56.05%です。

医療業界はグロースの様相が強いので、最近は若干調整気味ですが、長い目で見れば堅調に成長しています。

まとめ

医薬品のほうは当たりはずれがあるので若干リスクが高いですが、医療機器の場合はITなどのハイテク機器の進化から今後も継続的な発展が見込めます。日本では医薬品と言うとエーザイや武田薬品、医療機器だとオリンパスあたりが有名どころですが、海外だとソノバホールディングスあたりが有力どころなってきます。

医療分野はリスクが大きいのであまり投資対象としては見てこなかったのですが、医療機器セクターの銘柄を物色してみたいと思います。

※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。

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