面白そうな投資信託iFreeNEXT ムーンショットインデックスの記事は、狙い通りアクセスを集めています。発売が待ち遠しいばかりでしたが、実は同じムーンショット指数に連動する米国籍のETFが2021年6月末より、一足早く主要ネット証券会社でも取り扱いを開始していました。そうなると、こちらのETFをご紹介しなければいけません。
今回はDirexion デイリー ムーンショット・イノベーターズ ETF MOONについてご紹介いたします。
MOONとは
Direxion デイリー ムーンショット・イノベーターズ ETF MOONは、次世代イノベーション企業で構成されたインデックス指数「S&P Kensho Moonshots 指数」に連動する成果を目指す米国籍のETFです。
「Moonshots(ムーンショット)」とはジョン・F・ケネディ米元大統領が、アポロ計画による人類初の月への有人宇宙飛行計画について、米国議会で演説した内容に由来しアポロ計画のように、「斬新で困難だが、実現すれば大きなインパクトをもたらす壮大な課題への挑戦」を意味します。
2020年11月に設定され、日本の証券会社では2021年6月より取り扱いが開始されました。
運営会社 Direxion(ディレクション) とは
ディレクション・インベストメンツは、ブル3倍ETF、ベア3倍のETFなど、レバレッジが効いたETFを多く提供することで有名な運用会社です。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)に71本のETFを上場させており、日本では2020年11月30日時点で36本のETFを届け出しているディレクションは、革新的な非従来型の金融商品の開発に重点を置いています。
基本情報
配当月 | 4回(3月、6月、9月、12月) |
配当利回り | 0.77% |
経費率 | 0.65% |
基本情報は上記の通りとなります。経費率はiFreeNEXT ムーンショットインデックスの0.77%より安い、0.65%
なお、銘柄の入れ替えは年1回(6月)、半年に1度リバランスの予定です。
構成銘柄
構成銘柄についてはiFreeNEXT ムーンショットインデックスと同じ為、割愛します。メリット・デメリットも同様です。
iFreeNEXT ムーンショットインデックスとMOONどっちがいい?
正直好みの問題なのでどちらでもいいと思います。それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
【投信】iFreeNEXT ムーンショットインデックス
【ETF】MOON
どっちにする?
あくまでも個人的な好みですが、経費率が少しでも安いETFにしようかと思います。購入費用には、米中貿易摩擦で微妙なCXSEとXOMの売却金、これまでの配当金を当てる予定です。10株くらいで$300程度の予算です。
まとめ
ドル転するのが面倒・毎月一定額を積立購入するなら投信、ある程度のドル資産を持っている・経費率に拘るならETFだと思います。両方買うのもありです。
興味のある方は少額から。
※あくまでも投資は自己責任でお願いいたします。