【書評】SHOCK EYEの強運思考

久々に書評。湘南乃風、SHOCK EYEさんの著書。ゲッターズ飯田氏から「歩くパワースポット」といわれる強運志向とは。

概要

湘南乃風 SHOCK EYEさんは、進学校に進学するもかなりの不良だったらしく、学校を退学になっているそうです。その後音楽の世界へ。

良かったと思える日が来ることを信じて行動する

どんな体験をしても、良かったと思える日が来るまで行動する。

武士は食わねど高楊枝

どんなに貧しくても、気品をもって振舞う。

信じると決めたことにそむかない。

渋沢栄一の論語と算盤にも書いてあったような気がする。

好き嫌いははっきりする

自分の好きじゃないものに対しても経緯と理解は示すようにする。一方的にバカにしたり見下すのはダメ。

運を引き寄せる

上手くいかなくて悔しいから、上手くいっているひとと別のアプローチ、上手くいくひとの逆の流れに乗ることはよくない。いいところは取り入れ、上手くいっているひとの波に乗ること。

自分の色を明確にする

皆が皆、主役を目指す必要は無い。戦隊モノでも主役のアカレンジャーばかりでなく、参謀役のアオレンジャーや個性派のミドレンジャーもいる。

所感

湘南乃風のSHOCK EYEさんのことは、正直存じ上げませんでした。ファンの方には大変申し訳ないのですが、強面の人たちがタオルを振っている、それくらいのイメージです。

通読してみて思ったことは、「自分の軸をもて」と言うことなのではないでしょうか。

自分の中で軸があれば、信じたことに対して諦めずにがんばれる。ただし、ただ自分の軸を持つだけでは頑固者・融通が利かない人になってしまうので、相手に対しての理解・尊敬する気持ちは持ちましょうということです。

自分の軸を持ちながら、相手も尊重するというのは、一見矛盾しているように思えますが、これから多様性が尊重される時代においては、非常に重要な考え方ではないかと個人的には思います。

今の時代、権力を持った人間による軍隊式の右にならえのやり方では、よりよいパフォーマンスは発揮出ません。

自分が何が得意で何がやりたいか、何にストレスを感じるか。相手が何を楽しいと感じ、何を嫌と感じるか。ビジネスマンに求められるスキルが非常に高度化してきていますが、まずは自己理解を深めることが大切だと感じました。

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