楽天証券でidecoをはじめてみた

年金2000万円不足報道があった、2019年。将来に不安を感じ、投資を始めた方も多いと思います。

私もその一人です。

今回は楽天証券でのidecoのはじめかたについてご紹介いたします。

idecoとは

楽天証券のページから引用すると下記になります。

個人型確定拠出年金(iDeCo)は、掛金を自分自身で運用しながら積み立てて原則60歳以降に受け取るしくみです。掛金は毎月5,000円から1,000円単位で選ぶことができ、国民年金の被保険者種別、及び他の企業年金の加入状況により、掛金額の上限が異なります。運用できる商品は、「投資信託」や「定期預金」などです。

楽天証券 iDeCo

わかりやすくいうと、個人年金といったところでしょうか。年金の不足を貯金だけでなく、投資で増やしてもらおうという国の政策です。

メリット

  • 掛金が「全額所得控除」
    掛金は、全額が所得控除の対象となり、「所得税」と「住民税」が軽減されます。
  • 運用利益が「非課税」
    普通投資をしていると、運用益の20%ほど課税されてしまいますが、idecoの場合は非課税となります。
  • 受取方法に関わらず一定額まで「非課税」
    積み立てた資金を受け取るときは、年金か一時金で受け取れます。
  • 年金で受け取る場合は「公的年金控除」、一時金で受け取る場合は「退職所得控除」が適用されます

デメリット

  • 60歳になるまで引き出し不可
    確定拠出年金のため、60歳まで引き出しができません。自由に引き出しを行いたい場合はつみたてnisaかnisaを利用しましょう。
  • 元本割れのリスクあり
  • 投資商品で運用することが主となるため、元本割れの可能性があります。預金で良いじゃないかと思われますが、下記の理由で預金はお勧めできません。
  • 毎月管理手数料がかかる
    証券会社に支払う口座管理手数料と、国民年金基金連合会に支払う手数料が毎月かかります。ネット証券の場合は証券会社に支払う口座管理手数料が無料の場合が多いですが、国民年金基金連合会に支払う手数料が171円かかります。確実な預金をしているつもりでも、手数料分目減りしていくことになります。住民税・所得税の軽減の恩恵を受ける受けることを考えても正直微妙です。

掛け金は?

自営業、公務員、専業主婦、会社員(会社に確定拠出年金制度が有る・無し)の場合で掛け金の上限は変わってきます。

種別掛け金上限
自営業6.8万円/月
公務員1.2万円/月
会社員(会社に確定拠出年金制度あり)2.0万円/月
会社員(会社に確定拠出年金制度なし)2.3万円/月
専業主婦2.3万円/月

いざ申込!

idecoは証券会社、銀行などで取り扱っています。

私の場合は、楽天銀行です。

理由は、ネット銀行で手数料が安いことと、ついでにつみたてnisaもはじめようと考えたときに、楽天のサービスを併用することでお得になると考えたからです。

移管手続き

実は私は、以前勤めていた会社で、企業型の確定拠出年金を運用しておりましたが、退職後ほったらかしにしておりました。

毎年国民年金基金連合会というところから、はがきがきてもほったらかしです。

この度、ほったらかしにしていた運用金を移管できることを知り、書類を引っ張り出して移管手続きを行いました。

移管手続きは証券会社のideco申込時に同時に申請することができます。同じような経験をされている方は、移管手続きを忘れずに。

書類請求して書類が届いたら…

必要事項に記入して送付…で終わりならばいいのですが、実は会社に書いてもらう項目があります。

まあ、拒否はされないでしょうが、なかなかいいづらいものです。総務・経理の方にこっそり相談しましょう。

運用商品を決める

先述したとおり、預金の場合は、運用管理手数料を毎月とられるため、損をしてしまいます。

そのため、証券会社ごとに運用商品に違いがありますが、株式か債券の投資信託商品が狙い目となってきます。

いろいろと考えた結果これまでほったらかしにしてきた以前勤めた会社のときに貯めた資金は守りの資産として債券に、
これから積み立てていく資産を株式で運用していくことにしました。

移管する資産は債券として下記二点

たわらノーロード 先進国債券

たわらノーロード 国内債券

毎月の積み立のほうは、15,000円/月積み立てることにしました。

idecoでは楽天証券のみで選択可能な

楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))

楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))

という商品があります。

米国ETFに間接的に投資するのですが、バランスをとって全世界株式のほうにしようかと。

あとは、すこしリートにも投資したかったので下記二点もチョイス

三井住友・DC日本リートインデックスファンド

三井住友・DC外国リートインデックスファンド

現在のポートフォリオ

コロナショックによるリートの大暴落で、結構痛い目にあっていますが、トータルでは何とか利益が出ています。このまま地道に続けていこうと思います。

次回は並行して始めたつみたてnisaについてご紹介いたします。

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