年末調整の季節がやってきました。毎年微妙に変わるフォーマットとわかりにくい説明にいらいらしながら、短い期間で会社に提出しなければならず、面倒な方も多いと思います。
今回は関係のあるところを2点ほどピックアップします。
給与所得者の基礎控除申告書
令和2年度から、「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書」というわけのわからない申請用紙が一枚増えました。
給与所得の合計と、給与以外の所得の合計を記載する必要があります。
給与以外の所得の場合、当然株式の取引で得た売却益・配当金を記載することになるのですが、特定口座(源泉徴収あり)の場合は、申告不要です。
私の場合は、特定口座(源泉徴収あり)ですので、未記入で申告します。
これで確定申告に行く必要がない…と思いきや、私は米国株の二重課税分を取り返しにいきたいので、別途確定申告に行くことになります。実際に確定申告に行ったときにレポートを書きます。
給与の年間所得に関しては、年間の給与明細を全てとっていないとわからなくなるので、どうしてもわからない場合は、会社の総務・経理に相談しましょう。
idecoの記入
idecoをやっている場合は、「保険料控除申告書」に記載を行います。
日本年金基金連合から、「小規模企業共済等掛金控除証明書」という葉書が届いていると思いますので、葉書に記載してある年間の掛金の金額を、赤枠の欄に記入します。生命保険や医療保険のように特に計算が必要なわけではなく、そのまま記入して終わりです。
まとめ
毎年微妙に変わる年末調整。わからない場合は、会社の総務・経理の人に聞いて早めに出しましょう。出すのが遅れて、自分で確定申告に行くことのない様にしましょう。