三原・白竜湖トレイルランレース2019 大会レポート

三原・白竜湖トレイルランに参加しました

2019年9月15日 三原・白竜湖トレイルランに参加してきましたので、大会レポートを書いてみたいと思います。

結論から言うと非常に厳しいレースとなりました。

トレイルラン コースは?

今回のコースは、三原白竜湖をスタートし、里山のトレイル、砂利の林道、ロード を通る初心者向けのレースです。以前19kmの部に出場したことがあり、今回は22kmコースにチャレンジです。

ハーフマラソン相当なので、2時間30分から3時間くらいでいけるのではないかと考えていましたが目論見が大きく外れることとなります。

コースはこちらから

会場到着~受付

受付は7:30から。必携品のチェックがあるのですが、受付でチェックされる必携品は公式サイトで示されているすべてのものではなく、☆印のもののみでした。

・エントリーの際に番号を届け出た携帯電話
☆携帯コップ(150cc以上)
・500ml以上の水分(スタート時のみ)
・各自必要な食料 (スタート時のみ)
☆エマージェンシーブランケット(130cm以上×200cm以上)
☆ホイッスル(ザックに備え付けのものでも可)
・コースマップ(携帯にダウンロードも可能)
・レインウェアの上(フード付きジャケット)
・ファーストエイドキット(絆創膏、テーピングなど、各自の判断でご持参ください)
・本人の健康保険証(コピー不可)
☆必携装備と個人で必要な装備を収納できる両肩で担ぐザック
☆受付時に配布したナンバーカード (装着必須)

レインコートはワークマンで買ったんだけどなぁと思いながら、ザックに忍ばせます。

ウォーミングアップ

いつもの通り、レース開始90分前からアップ開始。

会場周辺をジョグ~体操・ストレッチ~ブラジル体操で体をほぐします。

近くに芝生になっている部分を見つけたので、こちらで50~80mの流しを6本ほど。

(普通のマラソンのウォーミングアップじゃありません…。陸上短距離のレース前のアップです。しっくりくるのがこの方法なので自分はこのやり方を通しています。)

レースは?

スタート

MGCの男子マラソンが9:00にスタートし、そちらの経過が気になりつつも、9:30にスタート。

直前でウィダーインゼリーを口にして、備えます。

快晴に恵まれ、絶好のマラソン日和…と言いたいところですが、これがいけなかった…

そう、暑すぎです。帽子は被っていたものの、この暑さにやられました。

1~2km地点

最初の1~2kmは上りのロード。やや抑えつつ、6min/kmの快調なペースで飛ばします。

トレイルへ

そしていよいよトレイルへ。入り口は混むのでゆっくりと、焦らずに上りは歩き下りで走る作戦でした。しかし…。

登りで想像以上に体力を奪われます。途中で休まないと、息が絶え、前に進めません。

道中豪雨被害の爪痕が残る登山道を通り過ぎましたが、写真を撮る暇はまったくありませんでした。これはまったくの予想外、30分経過時点でまだ3km。非常に厳しい滑り出しとなりました。

5kmのエイドへ

ようやく5kmのエイド地点へ。ココではしかなく、携帯コップに水を汲んでもらいます。

この時点で目標を完走に切り替えます。

試練の続くトレイル~10kmエイド~後半へ

ロード、トレイル、林道が続きますが、途中のトレイルでは足元が悪い部分があり、下りでも走らず慎重に進みます。ロードの平坦から下りでいつものペースで走ります。

トレイルの登りは完全に心が折れました。10km手前の急勾配で熱中症に近い極限状態になりながらも何とか10kmのエイド地点に到着。スポーツドリンクを補給し、座り込んで体力を回復します。

暑さで相当体力を持っていかれました。おにぎりかウィダーを忍ばせておけばよかった…。

リタイヤも考えましたが、引き続き完走を目指します。

後半~15kmエイドへ

もう後半はほとんど覚えていません(笑)上りはひたすら歩き、休憩しながら、下りのロードで走る…を繰り返します。ただ、息は苦しいものの、不思議とふくらはぎ・太ももに疲労を感じておりません。走れるところは走れる状況です。苦難を繰り返しながら15kmのエイドへ。

ココで唯一の給食です。スポーツドリンク、マスカットピオーネ、おにぎりをほおばります。

よく気持ち悪くなるからとマラソン中に給食を取らない方がいらっしゃいますが、トップランナー以外は気持ち悪くなってでも必ずとりましょう。エネルギー不足で体が動かなくなります。

ゴールへ

最後の力を振り絞りながら、ゴールへ進みます。

もう下りでも走る体力・気力が残っていません。足の裏にもどうやら水ぶくれがつぶれているようで歩くたびに激痛が走ります。

最後の1kmで小雨がぱらつき、ふらふらになりながらもゴール。

タイムは4時間50分

フルマラソンのベストが5時間5分ですから、非常に厳しいレースとなりました。

レースの反省と収穫

非常に悔しい結果となりました。

今回のレースの反省は以下の通りです。

  • 心肺機能を高めるトレーニングが不足していた。
  • 暑さ対策が不十分。アンダーウェアが却って邪魔になってしまった。
  • 坂道対策。傾斜をつけたトレーニング不足。

若干不安には思っていましたが、スピードを上げて心肺機能に負荷を掛けるトレーニングが不足していたように感じます。おかやまマラソン本番まで時間がないので、走りこみの質を高めて改善していきたいと思います。

反対に収穫としては

  • 翌日のふくらはぎ、ふとももの筋肉痛がほとんどなく、足の裏の水ぶくれさえなければ、最後まで走りきれた

この点に関しては、足の筋トレの効果で、後半の疲労が溜まる場面でも足が疲労を感じにくくなっているのではないかと思います。

11月のおかやまマラソンに向けて課題が浮き彫りになったと前向きに捉えていきたいと思います。

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